2009年度 徳島大学 共通教育 基盤形成科目群 — 毎年(前期)

英語 / 基盤英語

English / Basic English

平成19年度以前の授業科目:『基盤英語』

平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『基盤英語 / 基盤英語』

助教・福田, スティーブ・利久

1単位

 月(7・8) 工(機C)

授業のタイプ

その他

授業の目的

前半で学習スタイル・学習目標の見出し方等を理解し,後半は試行錯誤しながら,個人の学習目標に励む.

授業の概要

徳島大学の「学びのファーストステップ」によると,「基盤形成科目」である必修英語は基本的な思考法や言語運用能力などを身に付つけ,自律的学習の基盤を形成することを述べています.その中,「基盤英語」は大学での英語の学び方を身に付けると述べている.英語の勉強に終わりはないと理解して欲しい.授業外,講義が終わっても,学習を継続しなければ,今までの英語の学習で得たものが台無しになる.そのために,当講義のシラバスの目標・目的に「学習する内容,個人の目標を見出し,学習する」ことを定めている.多くの場合は6年間ぐらい教員にいろいろ決められたせいで,いきなり「個人の目標」と言っても難しいかもしれない.しかし,心配ない.本講義で教員の支援・カウンセリングを受けながら進めていく段階的なものであるため,徐々に自律ができることを促進する.

受講者へのメッセージ

授業は学生のレベル・興味・関心に合わせため,教員と学生が出会う前に授業の内容を決めることはできないため,シラバスは曖昧と感じるかもしれない.しかし,初回までに学習したいこと及び目標を考えるとよりよいでしょう.

到達目標

1.自分が英語で「できる・できない」ことを考え,学習スタイル・目標を見出し,これから大学の生活の中で英語学習を続けられること.

授業の計画

1.英語学習のステレオタイプとは
2.英語で「できる・できない」ことを考える
3.英語学習の将来像を考える・コミュニケーション活動
4.個人学習スタイルを見出す・コミュニケーション活動
5.個人学習プランの作成・コミュニケーション活動
6.個人学習プランを作成・コミュニケーション活動
7.個人学習プランにあった教材を選択・紹介
8.個人学習プランを実行・学習カウンセリング
9. 〃
10. 〃
11. 〃
12. 〃
13. 〃
14. 〃
15.最終評価
16.まとめ・振り返り

成績評価の方法

個人学習プラン・目標と一致した評価法(レポート・試験・プレゼン等)になる.教員との学習カウンセリングの際に選択. 仮評価:40%は個人学習プラン 30%は宿題(第1回∼6回の小レポート) 30%は個人が選ぶ最終評価

再試験の有無

教科書

前もって買う必要はない.後に,個人学習プランにより,必要に応じて買う

参考書

マルカム S.ノールズ(著)渡辺洋子(翻訳)2005年 学習者と教育者のための自己主導型学習ガイドーともに創る学習のすすめ 明石書店 ISBN:475032163X

連絡先

福田(3号館3階3S11, 088-656-8480, steve@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: Students can come anytime for questions and comments. Just make an appointment by e-mail.