生活と社会 / 国際協力論2 -四国から世界へ 輝く瞳のつくり方-
Living and Society / International Cooperation Studies
平成19年度以前の授業科目:『生活と社会』
平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『生活と社会 / 国際協力論2 -四国から世界へ 輝く瞳のつくり方-』
教授・饗場 和彦
2単位
集中 全(全)授業の目的
社会に積極的に寄与する公共的なマインドを持ち,国際的な視野と知見・コミュニケーション力,かつ四国·徳島の在住者として地域に根ざした視点も備えた人材を,「国際協力」というテーマを通して育成する.
授業の概要
国際協力活動の実践者を招き,理論と実践について学ぶ.JICA(国際協力機構)四国支部と,四国NGOネットワークの協力を得て,開講される授業.以下の日程の集中講義形式で行う.5月16日(土),6月6日(土),7月4日(土),8月29日(土).ただし,それぞれ始まる時間や開講のコマ数が違うので授業計画で記されている時間を確認すること.また受講生は7月から8月にかけて,各自なにか国際協力の実際の活動に参加する.8月の授業ではそれを各自報告する.授業では,講師の話を聞いたうえで,質疑,討議,ワークショップなどによって理解を深める.講師は地元の四国あるいは東京で,NGOや政府機関,国際機関などの一員として活躍する多士済々の人々.筆者は国際協力の一環として国際的な選挙支援活動に関わっており,主に紛争地における平和構築を研究テーマのひとつにしている.
キーワード
国際協力,国際社会
受講者へのメッセージ
開講の日時は変わらないが,講師や内容は変更される可能性がある.昨年度の「国際協力論ー知って理解し動ける人にー」とは内容が違うので,昨年度のこの授業を履修していても今年度の「国際協力論2」の受講は可能.
到達目標
1. | 国際協力の理論と実践について知識を得,意義や課題について考察し,自らも行動する意欲を高める. |
授業の計画
1. | イントロダクションと基礎講座(講義)(5月16日土曜日8:40∼) |
2. | アフリカ・ザンビアにおける保健医療の支援(講義)(5月16日土曜日10:25∼) |
3. | 同上(質疑,討議,ワークショップ)(5月16日土曜日12:50∼) |
4. | アフガニスタンにおける教育支援(講義)(5月16日土曜日14:35∼) |
5. | 同上(質疑,討議,ワークショップ)(5月16日土曜日16:20∼) |
6. | 中国・内モンゴルにおける教育支援(講義)(6月6日土曜日10:25∼) |
7. | JICAによる支援とODA(講義)(6月6日土曜日12:50∼) |
8. | イラクにおける医療・教育・文化の支援(講義)(6月6日土曜日14:35∼) |
9. | 同上(質疑,討議,ワークショップ)(6月6日土曜日16:20∼) |
10. | カンボジア,ラオスにおける教育・医療・職業訓練の支援(講義)(7月4日土曜日10:25∼) |
11. | 同上(質疑,討議,ワークショップ)(7月4日土曜日12:50∼) |
12. | 国連とユニセフによる子どもたちへの支援活動(講義)(7月4日土曜日14:35∼) |
13. | 同上(質疑,討議,ワークショップ)(7月4日土曜日16:20∼) |
14. | 体験した国際協力活動に関する報告とまとめ(前)(8月29日土曜日14:35∼) |
15. | 体験した国際協力活動に関する報告とまとめ(後)(8月29日土曜日16:20∼) |
成績評価の方法
期末のレポートと平常点(出席や授業の姿勢)で評価する.おおむねレポート40%,平常点60%.
再試験の有無
無し.
教科書
特に指定しない.
WEBページ
連絡先
- オフィスアワー: 金曜日14:35ー16:05 ただし,この時間以外でも研究室にいるときは随時
備考
開講期間 5/16(土),6/6(土),7/4(土),8/29(土)