2009年度 工学部 建設工学科 夜間主コース — [選択] 3年(後期)

合意形成技法

Consensus Building Methods

教授・山中 英生

2単位

目的

社会的合意形成に関する基礎的知識の講述,合意形成技法に関する議事体験を通じて,合意形成のための基礎的技術を理解することを目的とする.

概要

社会的合意形成に関する基礎知識に関する講義およびコンセンサスビルディングおよび参加型計画手法の体験授業を行う.

キーワード

都市地域計画,市民参加,建築計画

要件

なし

注意

なし

目標

1.1 集団的合意形成に関する基礎知識を身につける.(第1回∼第6回)
2.2 社会的合意形成手法としてPCM参加型計画手法の利用能力を身につける.(第7回∼第15回)

計画

1.ガイダンス,社会的合意形成に関わる事例
2.合意形成の技法について 集団意思決定法,社会的ジレンマ
3.ブレーンストーミング,KJ法
4.集団合意形成 小テスト
5.AHP法
6.AHP法の利用方法 小テスト
7.社会的合意形成について
8.PCM参加型計画の方法
9.身近な事例での体験実習 関与者分析·問題分析
10.身近な事例での体験実習 目的分析·プロジェクト選択 レポート
11.実課題での体験実習 関与者分析·問題分析
12.実課題での体験実習 目的分析·プロジェクト選択
13.実課題での体験実習 プロジェクト概要表
14.実課題での体験実習 まとめ
15.ふりかえり討議 レポート課題

評価

各到達目標毎にレポート,体験実習の評価点で評価し,総合評価100 点満点で60 点以上あれば到達目標をクリアしたとする.到達目標1(50%),2(50%)で総合評価を算定する.

対象学生

昼間コース学生受講可(ただし,定員を設けることがある)

教科書

なし

参考資料

近代科学社「参加型社会の決め方」

連絡先

山中(A410, 088-656-7350, yamanaka@ce.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: オフィスアワー:年度ごとに学科の掲示板を参照のこと
滑川(A412, 088-656-9877, namerikawa@ce.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: オフィスアワー:年度ごとに学科の掲示を参照すること

備考

週4時間開講型.昼間コース学生のJABEE合格は【成績評価】と同一である.