2009年度 工学部 建設工学科 昼間コース — [選択] 3年(前期)

もの作り創造システム工学学外実習

Internship in Civil Engineering

教授・岡部 健士, 准教授・上田 隆雄

1単位

目的

受講生が企業等の業務を実体験することで,企業等の仕組みや仕事の流れ,仕事場における人間関係などの理解を深めることにより,これまでの学習の意義を確認するとともに,これから学ぶべき課題や方向を見出すことを目的とする.また,実習を通して現状の建設技術が抱える諸問題について認識を持つことを目的とする.

概要

まず,あらかじめ登録されている受け入れ企業等のリストから派遣先を決定し,派遣申請書や誓約書を提出させる.ついで,受入れ企業との事前打合せ,日程調整,ビジネスマナーなどに関する研修会を経て,企業の実習カリキュラムに従って80 時間以上実習させる.実習終了後は,実習日誌と総括レポートを提出させる.

キーワード

学外実習,実務経験,成果報告,ビジネスマナー

要件

なし

注意

受講希望者は,建設工学科,および,工学部で作成された受入れ企業のリストから,希望する派遣先を選ぶ.この際,各企業には受入れ枠が設定されているため,必ずしも第一希望の企業に派遣されるとは限らない.実習中は,指導者に対して敬意と感謝の念をもち,可能な限り多くのことを吸収するように務めること.

目標

1.実習内容について理解し,適正に対処できる.
2.建設技術の現状に対する認識を背景として,実習内容と経過に関する適切な報告書を作成できる.

計画

1.ガイダンス
2.派遣先の調整および決定:派遣申請書および誓約書の提出
3.受入れ企業との事前打合せおよび実習日程の調整
4.事前研修:ビジネスマナーなどに関する研修会(工学部で開催)に参加
5.企業が用意した実習カリキュラムに従って80 時間以上の実習の実施
6.実習終了後の報告:実習日誌および総括レポートの提出
7.受入れ企業からの評価:評価票の送付

評価

到達目標1の達成度を,受入れ企業からの評価票により評価し,評点≧60%を当目標のクリア条件とする.到達目標2の達成度を,実習生からの実習日誌および総括レポートにより評価し,評点≧60%を当目標のクリア条件とする.両方の到達目標をクリアした場合を合格とし,成績は,到達目標1と2の評点の平均値として算出する.

JABEE合格

【成績評価】と同一である.

JABEE関連

本科目は本学科の教育目標の3(4)と6(2)に,50%ずつ対応する.

対象学生

開講コース学生のみ履修可能

教科書

なし

連絡先

岡部(A415, 088-656-7329, okabetak@ce.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 学科の掲示板を参照.

備考

1.派遣先の決め方:企業と学生からの申し込みに対し,GPA の成績などを基に派遣先を決定する.
2.学生は損害賠償責任保険に加入することなど徳島大学インターンシップ実施要領に基づいて実習するものとする.