健康教育論
肩書不明・野村 昌弘
2単位
目的
現代社会の歪みがもたらす健康問題を学際的に理解し,問題解決能力を養う.また,社会において健康の保持増進に貢献できる実践力を修得する.
概要
ヘルスプロモーションは,人々が自ら健康をコントロールし,改善する能力を高めるとともに,環境整備によって社会全体の健康づくりを包括的,総合的に推進しようとする考え方である.健康教育はヘルスプロモーションの理念に基づいて,今日的な健康問題を科学的に理解し,健康づくりのための理論や方法について実践論的に学習する.
キーワード
健康問題
目標
1. | 健康問題を学際的に理解し,問題解決能力を養う. |
計画
1. | ヘルスプロモーションと健康教育 |
2. | グローバル社会と健康問題―新たな感染症,環境汚染,災害・犯罪― |
3. | リスク行動と健康障害―飲酒·喫煙・薬物乱用・性感染症・歯科口腔疾患― |
4. | 生活習慣病の疫学,病態,予防―癌・糖尿病・循環器疾患・アレルギー疾患― |
5. | 保健行政と支援システム―学校保健と地域保健の役割 |
6. | 生涯保健―小児保健・成人保健― |
7. | 障害者のQOLと保健·福祉 |
8. | 身体の機能を高めるライフスタイル―食習慣·身体活動・生活時間― |
9. | 健康の予備力を高めるライフスタイル―免疫系・代謝系・内分泌系― |
10. | ストレスマネージメントとメンタルヘルス |
11. | 健康づくりの理論と実習―生活習慣·健康状態の分析と評価― |
12. | 健康づくりの理論と実習―食習慣·栄養摂取量の分析と評価― |
13. | 健康づくりの理論と実習―体格·体組成·身体活動量の測定と評価― |
14. | 健康づくりの理論と実習―危機管理と救急処置― |
15. | 実習レポートの作成とまとめ |
評価
出席,授業への取組,レポートなどにより総合的に評価する.
再評価
なし
教科書
なし
参考資料
プリントを配布する
連絡先
野村(連絡先未登録)
備考
隔年開講