情報数理特論演習
教授・片山 真一
2単位
目的
符号理論入門.
概要
誤り訂正の基礎から始めて有限体を用いて簡単な線形符号の基本について学ぶ.
先行科目
注意
前期から引き続き受講することが望ましい.
目標
1. | 符号理論の基礎について学び,その構造を理解する. |
計画
1. | 誤り訂正の基礎 |
2. | 通信系のモデル |
3. | 符号の種類 |
4. | ハミング距離 |
5. | 誤り検出と誤り訂正の原理 |
6. | 線形符号の例 |
7. | パリティ検査行列 |
8. | 生成行列 |
9. | シンドロームと復号の原理 |
10. | 最小重さと検査行列 |
11. | 双対符号 |
12. | 巡回符号 |
13. | 巡回符号の構成 |
14. | 巡回符号の複号 |
15. | BCH符号 |
評価
講読の状況とレポートによる.
再評価
なし
教科書
参考書 「応用代数学」平松豊一 著
連絡先
片山(1304, 656-7228, katayama@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 火曜日(9.10講時)