経営学特論演習
准教授・西村 孝史
2単位
目的
経営学の中でも組織や戦略,人材マネジメントに関する論文を読む.古典から最新理論の論文までを読むことで,経営学を考えるために必要なツールを身につける.
概要
前期の経営学特論と一続きと考え,後期は,最近の論文を読んでいくことで各論に踏み込む.英文ジャーナルをどの程度を読むかは履修者の人数や理解度に依存する.
キーワード
組織,戦略,人材マネジメント
先行科目
注意
日本語論文であれば,1回の授業で1本か2本程度のスピードで進んでいく.また,履修者の人数および専攻によっては自分の修士論文の研究テーマを発表してもらい,議論を通じて研究を進めてもらうことも検討している. 経営学の各論を扱うので経営学の基本的な知識を修得していることを前提とする.したがって,前期の経営学特論を履修していない者は履修を認めない.議論を通じた積極的な参加と発言を強く望む.
目標
1. | 経営学の専門用語の理解し,それらの用語を使いながら議論ができること.また,自分が修士論文を執筆する上で関連する概念や分析手法等を獲得すること. |
計画
1. | 1.イントロダクション |
2. | 2∼8.輪読による報告 |
3. | 9∼16.教科書以外の輪読+受講者の研究テーマの報告 |
評価
出席・報告・発言による
教科書
伊丹敬之,藤本隆宏,岡崎哲二,伊藤秀史,沼上幹編(2005)『リーディングス日本の企業システム第2期 第3巻 戦略とイノベーション』(予定)を読んだあと,これらの知識を補足するために必要な論文や本を読んでいきます.具体的な内容は初回のイントロダクションで紹介をしていきます.
連絡先
西村(総合科学部1号館 2階中棟(2215), 088-656-7171, t-nishim@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 毎週月曜日 12:00-16:00 研究室(2215),それ以外の時間でも事前にメールで連絡をしてもらえれば対応できます.
備考
英語を大量に読む予定である.また担当者は決めずに全員レジュメの方式を取りランダムに当てていくので,相当量の努力投入量が必要となる.