英米文学特論演習
教授・宮崎 隆義
2単位
目的
当授業では,19世紀イギリスの小説家·詩人であるトマス·ハーディや小説家ジョージ·エリオットなどの作品を精読しつつ,個々の作品が持つテーマ性に触れながら,作品の言語コンテクストをより深く緻密に分析してゆくことを趣旨とする.分析と解釈,論考の実際を具体的に検討してゆきたい.
概要
19世紀英国小説
キーワード
イギリス小説,作品分析,批評論
注意
トマス·ハーディやジョージ·エリオット等について,伝記的な側面及びその作品の評価やその時代について等,できる限り参考文献に目を通しておいて欲しい.また,作品の分析の仕方,論考のまとめ方についてもできる限り参考書を読んでおいて欲しい.
目標
1. | 言語芸術としての小説の読み方,分析の仕方等を概括的に把握できるようにする.また,分析と解釈をいかに論考として仕上げてゆくかを具体的に検討してゆく. |
計画
1. | トマス·ハーディの短編集Wessex Tales及びジョージ·エリオットの短編等を読む. |
2. | 第1回 イントロダクション |
3. | 第2回∼第15回 作品講読と分析及び批評の方法 |
4. | 第16回 総括 |
評価
授業への取り組み,担当に対する評価,レポート等を総合的に評価する.
教科書
他にe-textやプリント,参考書目等を用意する.
参考資料
参考資料は授業時に適宜配布する.
連絡先
宮崎(総合科学部1号館3階北棟 3309, 656-7131, miyazaki@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 火·木曜日 12時∼13時