共創型学習 / 名著講読 ー生きがいを考えるー
Creativity Development / Seminar for memorial books-To think of life worth living
平成19年度以前の授業科目:『共創型学習』
授業の目的
「生きがい」に関するテーマの著書を読みます.社会人の方も交えて,「人生の転機」をどの様に捉え,迎えてきたかを,世代間を超えて意見交換します.本を通して考えること,多様な人生経験を持つ人の視点にふれることで,「生きがい」についてより深い認識がもてるようにします.
授業の概要
現代社会は,生き甲斐喪失の時代といわれています.また長寿社会の中で,人は一度や二度以上の人生の転機,岐路に立たされることがありえます.本授業では,ガンを宣告された医師,飛行機の墜落事故などによって身内を失った家族のルポタージュや,受難を巡って考察した心理学者,社会学者などの一般書を読んでいきます.評価は期末に自由選択した図書の紹介と考察を発表してもらいます.
キーワード
共創型学習,生きがい,自己,現代社会,生涯学習
受講者へのメッセージ
この授業は,地域社会人の公開授業と同時開講する授業です.自分探しに関する本を紐解きながら,地域社会人と討論を重ね,理解を深めていきます.
到達目標
1. | 読書を通じて考えを深めること.異世代間で学びを深めること. |
2. | 地域社会人とのコミュニケーション力をつける |
授業の計画
1. | 講義ガイダンス |
2. | 「生きがい」観の歴史 |
3. | 本から何を学ぶのか? |
4. | 「喪失」について考える |
5. | 生きがいを考える |
6. | 「学ぶこと」の意味を考える |
7. | 「働くこと」ー職業とは何か? |
8. | 「家族」とは |
9. | 人生の転機 |
10. | 社会の中の自分 |
11. | 自己を分析する |
12. | 自己のアイデンティティ |
13. | 発表会準備1 |
14. | 発表会準備2 |
15. | 発表会 |
16. | 総括討議 |
成績評価の方法
授業への積極性 60%,報告·発表会 40% として評価する
再試験の有無
無
教科書
特になし
参考書
特になし
連絡先
大橋(656-7261, ohashi@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 月曜日ー水曜日12時20分ー12時50分
中恵(連絡先未登録)
- オフィスアワー: 月曜ー金曜 10時ー12時