2009年度 総合科学教育部 地域科学専攻(博士前期課程) 博士前期課程 基盤科学分野(理系) — [選択] 1年(後期)

量子科学特論演習

教授・中山 信太郎, 准教授・伏見 賢一

2単位

目的

1. 弱い相互作用を用いた素粒子・原子核実験の基礎を習得する. 2. 宇宙科学に関する内容のうち,宇宙暗黒物質,宇宙進化に関わる観測・実験を行う.

概要

総合的な観点から宇宙・素粒子・原子核を研究する.また,原子核という量子系を用いた実験を中心に,ハドロンの性質,レプトンの性質を探求する.

キーワード

実験核物理学,放射線,宇宙,ニュートリノ,宇宙暗黒物質

計画

1.実験・観測に関する注意(中山・伏見)
2.実験・観測方法の計画・立案(中山・伏見)
3.実験・観測に関わる調整(装置の作成,共同実験申請など)(中山・伏見)
4.実験装置の調整,組み立て(中山・伏見)
5.実験・観測実行(中山・伏見)
6.パラメータを変更して実験・観測実行(中山・伏見)
7.データの整理,解析(中山・伏見)
8.中間報告(中山・伏見)
9.実験装置の調整,データの再解析(中山・伏見)
10.観測・実験実行(中山・伏見)
11.パラメータを変更して観測・実験実行(中山・伏見)
12.データの整理,解析(中山・伏見)
13.最終報告のためのレポート作成(中山・伏見)
14.最終報告(中山・伏見)
15.試験(中山・伏見)
16.総括(中山・伏見)

評価

実験・観測計画立案の妥当性(50%),実験ノートの記述(30%),報告およびそのプレゼンテーション(20%)

教科書

なし

参考資料

講義中に適宜指示する.

連絡先

中山(1N02, 0886567236, nakayama@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 月∼金 17:30∼18:00
伏見(総合科学部3号館1N01, 088-656-7238, kfushimi@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 平日の11:50-12:50