2010年度 工学部 電気電子工学科 昼間コース — [選択必修(G)] 3年(前期)

アナログ演算工学

Analog Processing Technique

教授・小中 信典

2単位

目的

アナログ演算の基本回路および設計法を修得させる.

概要

フィルタ,コントローラ等を構成する上で必要なアナログ演算回路について述べる.

キーワード

オペアンプ,アナログ回路,フィルタ

関連科目

システム基礎

要件

先行科目を修得していることが望ましい.

注意

予習·復習を十分に行うことを希望する.

目標

1.線形演算回路の解析·設計について修得する.
2.非線形演算回路の解析·設計について修得する.

計画

1.演算増幅器とは
2.演算増幅器の周辺回路部品
3.線形演算回路(増幅回路)
4.線形演算回路(加減算器)
5.線形演算回路(積分器)
6.線形演算回路(微分器)
7.中間試験(到達目標1の評価)
8.線形演算回路(伝達関数表現)
9.線形演算回路(二次系伝達関数)
10.四端子回路網を用いた伝達関数
11.非線形演算器(ログアンプなど)
12.折れ線近似回路(直列ダイオード回路)
13.折れ線近似回路(定電圧源を用いた場合)
14.折れ線近似回路(並列ダイオード回路)
15.後半のまとめ
16.期末試験(到達目標1の一部と2の評価)

評価

試験80%(中間試験40%,期末試験40%),平常点20%(レポート等)として評価し,総合60%以上で合格とする.

JABEE関連

(D)専門基礎20%,(E)専門分野(知能電子回路)80%

対象学生

開講コース学生のみ履修可能

教科書

使用しない.必要に応じてプリントを配布する.

参考資料

アナログ演算回路のテキストは多数あるので参照して下さい.

連絡先

小中(E棟3階北 C-2, 088-656-7469, konaka@ee.tokushima-u.ac(no-spam).jp)