生物工学演習4
Exercise of Biological Science and Technology 4
目的
インターネットを通じた遺伝子情報の収集,データ解析に習熟するとともに,生物の発生に関わる遺伝子について理解を深める.
概要
遺伝子情報データベースの利用法について演習する.特定の遺伝子について実際にリサーチを行いその結果についてプレゼンテーションを行う.
キーワード
遺伝子発現調節,シス調節エレメント,トランス転写因子
要件
特になし.
注意
リサーチ,プレゼンテーションは班単位で行うが,班の成果を十分に理解し,各自でレポートにまとめること.
目標
1. | 遺伝子情報データベースを活用し,必要な情報の収集とデータ解析を行うことが出来る. |
2. | 遺伝子の構造や発現に関する基礎を理解し,適切なプレゼンテーションを行うことが出来る. |
計画
1. | 遺伝子情報検索法の演習 |
2. | ホモロジーサーチ法の演習 |
3. | ゲノムデータベース利用法の演習,中間試験1(到達目標1の一部評価) |
4. | 遺伝子の構造に関するリサーチ |
5. | 遺伝子発現パターンに関するリサーチ |
6. | 転写調節に関するリサーチ,中間試験2(到達目標2の一部評価) |
7. | 遺伝子産物の構造と機能に関するリサーチ,レポート(到達目標全ての一部評価) |
8. | 期末試験(プレゼンテーション)(到達目標全ての一部評価) |
評価
出席率80%以上で,到達目標2項目が各々60%以上達成されている場合をもって合格とする.達成度は中間試験(20%),レポート(40%),期末試験(40%)で評価する(出席点は加えない).
JABEE合格
成績評価と同じ.
JABEE関連
本学科教育目標(B),(C),(D)に対応する.
対象学生
開講コース学生のみ履修可能
教科書
特に使用しない
参考資料
Gilbert著「Developmental Biology」Sinauer Associates, Inc.等
連絡先
三戸(化生棟804, 088-656-7530, mito@bio.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 火曜日16:20-17:50
備考
原則として再試験は実施しない.