言語モデル論
Language Modeling
形態
講義形式とポートフォーリオ形式の併用
目的
確率モデルを用いた自然言語のモデル化について講義し,理論と考え方を習得させる.
概要
膨大な言語データを取り扱うことができる現在,言語現象を確率·統計的な観点からとらえる立場がますます有効になってきている.講義では,Nグラムモデル,隠れマルコフモデル,確率文法,最大エントロピーモデル等の確率的言語モデル,およびこれらのモデルの自然言語処理や情報検索への応用について述べる.本科目は,工業に関する科目である.
キーワード
自然言語,確率モデル,nグラムモデル,確率文法
先行科目
目標
1. | 確率的言語モデルの基礎的な理論および手法を理解し,様々な問題に適用できる応用力を習得する. |
計画
1. | 講義の概要 |
2. | Modeling natural language |
3. | 確率モデルの推定と評価 |
4. | Nグラムモデル |
5. | 隠れマルコフモデル |
6. | 最大エントロピーモデル |
7. | 確率文法 |
8. | Partitions of numbers and Young diagram |
9. | 対称群とその多項式への作用 |
10. | 対称式とヤング図形 |
11. | 盤ゲーム,その1:Bumping |
12. | 盤ゲーム,その2:Sliding |
13. | ヤング盤の積演算 |
14. | 語の問題 |
15. | 最近の話題 |
16. | レポート課題の説明 |
評価
レポートで評価する.
対象学生
開講コース学生のみ履修可能
教科書
授業中に紹介する
連絡先
北(Dr503, 088-656-7496, kita@is.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 火曜日 12:50 - 14:20
備考
ゲストスピーカー(非常勤講師)による講義を一部取り入れる.