2010年度 医学部 保健学科 看護学専攻 学部課程 保健学科.看護学専攻 — [選択] 1年

2010年度 医学部 保健学科 放射線技術科学専攻 学部課程 保健学科.放射線技術科学専攻 — [選択] 2年

2010年度 医学部 保健学科 検査技術科学専攻 学部課程 保健学科.検査技術科学専攻 — [選択] 2年

介護実習

Clinical Practice in Nursing Home Care

教授・關戸 啓子, 助教・安原 由子

1単位

目的

医療福祉施設における職員の活動状況を見学することや,対象者に接することによって,医療福祉施設の役割を学び,対象者の生活の様子を知ることを目的とした実習である.

概要

少人数のグループにわかれて,医療または福祉施設において,介護を必要とする人と直接かかわる実習を行う. 実習は夏期集中であるが,前期に事前オリエンテーションを実施するので,それに出席することが必要である.日程は,別途指示する.

キーワード

コミュニケーション,援助,医療福祉

関連科目

人間関係論

注意

原則として補充の実習は行わないので,健康管理を十分行い実習に臨むこと.

目標

1.医療福祉施設で実習を行うにふさわしい態度や服装を理解する.
2.医療福祉施設での学外実習において積極的に学習することの必要性を理解する.
3.医療福祉施設の役割を理解する.
4.医療福祉施設における各職種職員の役割の概要を理解する.
5.対象者の日常生活の様子を理解する.
6.対象者が必要としているケアの内容を理解する.
7.対象者とコミュニケーションをスムーズにとる方法を理解する.
8.対象者のプライバシーを守る必要性を理解する.
9.実習にふさわしい身だしなみで,実習ができる.
10.実習時間を守って実習ができる.
11.学習者にふさわしい態度で積極的に実習ができる.
12.対象者が必要としているケアの一部を体験できる.
13.対象者とコミュニケーションをスムーズにとることができる.
14.対象者のプライバシーに配慮した行動ができる.
15.実習グループごとに行う,「まとめと反省」の発表とその準備を積極的に行うことができる.
16.「まとめと反省」の時に行われる討論に積極的に参加できる.
17.実習目的にあった記録が書ける.
18.実習記録を所定の方法で期限内に提出できる.

計画

1.実習1日目:「オリエンテーション」介護の基本,実習施設の概要,実習記録,実習態度等について事前に説明を受け,効果的に実習できるように準備を行う.
2.実習2日目:「臨地実習」医療または福祉施設において,介護を必要とする人と直接かかわることによって,対象者への理解を深め,援助者の役割を知る.
3.実習3日目:「臨地実習」医療または福祉施設において,介護を必要とする人と直接かかわることによって,対象者への理解を深め,援助者の役割を知る.
4.実習4日目:「臨地実習」医療または福祉施設において,介護を必要とする人と直接かかわることによって,対象者への理解を深め,援助者の役割を知る.
5.実習5日目:「反省とまとめ」実習で体験できたことや学んだことを各実習グループでまとめることによって学習を深める.また,それをグループごとに発表することによって,学びを共有する.

評価

介護実習評価表(介護実習の手引き内に明示)の項目に従い実習態度,実習への取り組み方,実習記録等によって,総合的に評価する.

教科書

「介護実習の手引き」(自製)をオリエンテーション時に配布する

参考資料

太湯好子著:患者の心に寄り添う聞き方·話し方,メヂカルフレンド社

連絡先

關戸(088-633-9035, sekido@medsci.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: オフィスアワー:毎週水曜日,金曜日18:00∼19:00