臨床栄養管理学
Clinical Nutrition Support
目的
症例を通して栄養評価,栄養管理法を学ぶ.
概要
症例を授業の前にあらかじめ提示し,授業までに課題を自己学習する.授業では,課題の解説と関連項目の講義を行う.e-ラーニングシステムを利用し,症例をあらかじめ読み,授業前(あるいは後)にLANを介して課題に対するレポートを提出する.
注意
1)成績評価の方法は,筆記試験などは行わないが,各授業でのレポート,発表,小テストなどで評価する.レポート提出(50点),発表(20点),小テスト(30点)
2)再試験の有無は,無し.各講義の時のレポートを提出.
3)①症例はあらかじめ,インターネットで提示する(MLS:http://150.59.246.82/mls/).②各症例の病態,検査,投薬,栄養管理をあらかじめ学習してくること.③課題に対するレポートもネットで提出.④各例の討論の座長は交代でグループで行う.⑤各講義の終わりに,小テストを行う.
目標
1. | 臨床例の栄養管理が行えるようにする. |
計画
1. | 栄養評価(SGA,ODA)と栄養必要量の算出 |
2. | 水の種類,水分補給,各栄養素の補給 |
3. | 水・電解質異常 |
4. | 酸-塩基平衡,輸液 |
5. | 経腸栄養 |
6. | 腸管の生理,短腸症候群 |
7. | 腎臓病 |
8. | 糖尿病の合併症 |
9. | COPD |
10. | 心不全 |
11. | 術前・術後の栄養管理,免疫増強栄養剤 |
12. | 抗ガン剤治療中の栄養管理 |
13. | 肝硬変の栄養管理 |
14-15. | 練習問題 |
教科書
STガイドブック(メディカルレビュー社)
臨床に生かす「体液管理・輸液マニュアル」(照林社)
連絡先
武田(088-633-7093, takeda@nutr.med.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
竹谷(088-633-9597, taketani@nutr.med.tokushima-u.ac(no-spam).jp)