製剤学1
Physical Pharmacy 1
教授・斎藤 博幸
1単位
形態
講義
目的
薬物を生体に適正かつ有効に適用するためには,その目的に合致した形状と機能を付与した「製剤」にしなければならない.製剤学(製剤物理化学)は,製剤の物性や製剤化のプロセスを物理化学的な見地から考究する,薬学に独自の学問である.本講義においては,固形剤,半固形剤,液剤等の剤形と製剤化に必要な製剤材料に関する入門を学習する.
カリキュラム関連
薬学モデル・コアカリキュラムC-16-(1),(2) に相当
キーワード
物質の溶解,分散系,製剤材料
注意
製剤学1を学ぶことで,医薬品製剤の物性や機能を理解するうえでの基礎となる基本的な物理化学的知識を習得してほしい.
目標
1. | 物質の溶解
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2. | 分散系
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3. | 製剤材料の物性
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4. | 代表的な製剤
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5. | 製剤化
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6. | 製剤試験法
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計画
1. | 授業ガイダンス |
2. | 溶液の濃度と性質 |
3. | 物質の溶解とその速度 |
4. | 物質の膜透過 |
5. | 界面の性質 |
6. | 界面活性剤の種類と性質 |
7. | 分散系の性質 |
8. | 沈降と拡散 |
9. | 流動と変形 |
10. | 製剤材料としての高分子・分子集合体 |
11. | 代表的な製剤 |
12. | 製剤添加物の種類と性質 |
13. | 製剤化 |
14. | 製剤試験法 |
15. | 総復習 |
16. | 定期試験 |
評価
試験で評価する.
再評価
実施する.
教科書
嶋林三郎 編集「製剤への物理化学」(廣川書店)
連絡先
斎藤(088-633-7267, saito@ph.tokushima-u.ac(no-spam).jp)