2010年度 総合科学部 学部課程 新カリキュラム・学部共通科目 — [必修] 1年(後期)

基礎ゼミナールⅡ

教授・今井 昭二, 准教授・山本 孝

2単位

目的

21世紀に相応しい化学者としての環境を化学的に捉える

概要

実地研修を含め,フィールドとラボを経験する.野外実習や水質分析などの結果と環境での経験や観察結果をレポートする.

キーワード

環境分析,地域環境・資源化学,水質分析

注意

山岳地帯を終日自動車で移動するために車酔いに注意すること.酔い止め薬を持参すること.初冬での野外実習にトレッキング用の適切な服装が必要.安全確保の為に指示に従うこと.

目標

1.体験・参加型
2.野外での実習とラボ実験により学生の将来像をつかむ

計画

1.授業の説明と諸注意,野外実習の基礎知識
2.野外実習の基礎知識
3.水質と水質分析の基礎知識
4. 〃
5.四国・徳島の水質の現状
6.さあ,野外へ出かけよう 「剣山系源流」
7. 〃
8. 〃
9.さあ,野外へ出かけよう 「龍河洞・物部川・那賀川源流」
10. 〃
11. 〃
12.採取した水試料の水質分析
13. 〃
14. 〃
15.ゼミ内部での報告会
16.総括授業

評価

受講態度の積極性,報告

再評価

野外実地教育の再実施は難しいので,再評価は難しい.

参考資料

水の分析 化学同人 日本分析化学会北海道支部編

備考

休日を利用した野外調査を実施するので,欠席者への補習は出来ないので必ず出席のこと.