2010年度 総合科学部 学部課程 新カリキュラム・学部共通科目 — [必修] 1年(前期)

基礎ゼミナールⅠ

教授・増田 俊哉, 講師・中村 光裕

2単位

目的

徳島大学総合科学部での環境共生・化学関連コースに進むにあたって必要な心構えを身につけ,自学・自習,研究発表プレゼンテーションなどの大学での基本的な教育・研究の流れを理解する.

概要

総合科学部で今後化学分野の学習,研究を進めていくに当たって,バックグラウンドとなる最近のサイエンス事情を自ら調べ,プレゼンテーションし,内容を討論し,必要なレポート・要約を作成する一連の過程を,ゼミナール形式で順番をきめておこなう.また,徳島地域における生物資源物質の研究や産業への応用などについても調査する.

キーワード

化学,生物資源化学,自学・自習,セミナー,問題解決

関連科目

科学と人間

目標

1.大学における自学・自習とレポートの作成,発表プレゼンテーションという流れを実感し,4年間の大学生活の流れを理解する
2.(課題解決・探究型学習の導入)

計画

1.シラバス・授業内容の説明,自己紹介(1回)
2.総合科学部の化学・環境共生関連教員とその研究内容の紹介(1回)
3.大学における調査研究の方法ー如何に科学的に調べるかー(1回)
4.化学分野の一般啓蒙書から,最近のトピックスの選抜(調査対象の設定)(1回)
5.調査内容の報告と討論ー如何に報告するかー(2-4回)
6.地域の生物資源や環境に関わる調査課題(自由設定)の設定(1回)
7.自由調査内容のプレゼンテーション(2-4回)
8.地域の生物資源関連産業,研究施設の見学(3回相当)
9.総括(1回)

評価

出席40%,発表40%,レポート20%

連絡先

増田(2N01, 088-656-7244, masuda@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
中村(2N02, 088-656-7246, mnaka@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)

備考

1.地域生物資源に関わる調査や見学は,夏休みの平日(または土日)に行う予定でいます.相当する通常の授業時間を調査見学の時間に当てることになります.また,調査見学に必要な交通費は各自で支弁いただくことになりますので,受講を決める際には,あらかじめ了承願います.
2.授業計画の内容についても,受講者との相談の上,そのつど変更することもあります.