哲学思想基本研究III (その1)
教授・吉田 昌市
2単位
目的
日本あるいは西洋を代表する哲学者の主要著作,あるいはそれに関連する文献を講読する. テクストの精読を通して,哲学的思想を読解し理解するために必要な基礎的訓練を与える. 取り上げる思想家の著作が外国語で書かれている場合には,日本語訳を用いることもある.
概要
哲学史上の基本的著作の講読
キーワード
存在と認識,倫理と宗教,自然,文化,宗教
注意
根気よくテクストとつきあってください. 平成13年度以降に入学した学生が対象です.
目標
1. | 原典に向き合い,原典に即して考える(これは「批判的」であることを排除しない)姿勢を身につけること. |
計画
1. | 2010年度は,波多野精一の『時と永遠』を講読する. |
2. | 授業は15週行い,16週目は成績評価と評価の講評にあてる. |
評価
期末の試験は行わない. 講読にあたっては,毎回受講生の誰かにその日の部分について発表をしてもらう.その発表の様子や毎回の授業への取り組みの姿勢などに基づいて,総合的に成績評価をする. 期末にレポートの提出を求める場合もある.
再評価
行わない.
教科書
「波多野精一全集」(第四巻に所収)や単行本(いずれも岩波書店刊)が大学図書館にあるので,受講者はそれを借り出されたい.
参考資料
参考文献等は授業の中で紹介する.
連絡先
吉田(総合科学部1号館 1N11 室(北棟1階), 088-656-7150, shoichi@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 水曜 12時から13時
備考
2010年度前期