生命機能実験II
Practice on functionnal aspects of organisms
目的
生命体の持つ生理的機能を解明するための基礎実験を通して,実験手法の体得と,その意味の理解を体験を通じておこなう.また,結果をまとめ,発表する方法について十分に習熟させることも目的とする.生命機能実験IIでは,蛋白質,細胞レベルでの生命現象の理解に必要な実験手技やその機構を理解する.
概要
生命機能に関する比較的高度な実験.
キーワード
生命,機能,タンパク質,構造,細胞
注意
必ず出席し,自分で行うことが大切であり,十分な内容のレポートを作成,提出するために,文献等の調査をすることが重要である.
目標
1. | 生体材料や細胞の取り扱いや,細胞培養の基礎的技術を身につける.細胞の基本的な機能についての知識を確実なものにする.また,蛋白質の機能や構造を調べる方法について基礎的な理解をする.さらに酵素や細胞の機能についての理解を深める. |
計画
1. | 大腸菌でのタンパク質の発現と精製(渡部) |
2. | タンパク質のSDS電気泳動と染色(渡部) |
3. | タンパク質のウエスタンブロッティング解析(渡部) |
4. | 細胞の機能1 |
5. | 細胞の機能2 |
6. | タンパク質解析法1(佐藤) |
7. | タンパク質解析法2(佐藤) |
8. | 酵素活性測定法1(佐藤) |
9. | 酵素活性測定法2(佐藤) |
10. | タンパク質の構造と機能1(佐藤) |
11. | タンパク質の構造と機能2(佐藤) |
12. | 節足動物の構造と機能(大橋) |
13. | マウスの体の構造と機能(大橋) |
14. | 組織学1(臓器の観察)(大橋) |
15. | 組織学2(組織の構造)(大橋) |
評価
実験態度と,提出されたレポートによる.
再評価
行わない.欠席者の再実験も行わない.
教科書
実習手引き書を配布予定
実験テーマによってはプリントを配布し,使用する.
参考書は随時紹介する.
連絡先
大橋(656-7261, ohashi@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 各教官の項を参照されたい.
佐藤(3N05, 088-656-7657, tsatoh@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 各教官の項を参照されたい.
渡部(088-656-7253, minoru@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)