2010年度 総合科学部 人間社会学科 欧米言語コース 学部課程 — 2年(前期)

言語資料とコンピュータ

目的

基本的なコンピュータ操作とワープロソフト等の知識を身につけ,コーパスを用いて言語についての理解を深める.

概要

コーパスとは文や話し言葉を一定の方針に従ってコンピュータで扱えるようにしたもので,人々がどのように言語を使用してきたかを示す大規模なサンプルである.本授業では英語コーパスを実際に検索しながら,言語使用域と頻度,コロケーションから見える類義語の相違など,これまでは見えなかった語のパターンと意味の関係を学び役立つ言語学習を目指す.

キーワード

英語学,コンピュータ,コーパス言語学

注意

本授業は主として欧米言語コースに進む予定の2年生を対象にしている.それ以外の学生についてはキャパシティの関係上受講できない場合がある.授業には毎回出席してできるだけ早くコンピュータやソフトに慣れることが重要なのでしっかりと復習をすることが大切である.

目標

1.コンピュータの操作及び各種ソフトウエアの操作に習熟し,コーパスから得られる言語的証拠について理解を深め,英語学習に活かす.

計画

1.Introduction
2.Wordの基本
3.Excelの基本
4.PowerPointの基本
5.Web検索と語学学習(1)
6.Web検索と語学学習(2)
7.BNCweb検索とコロケーション(1)
8.BNCweb検索とコロケーション(2)
9.BNCweb検索とコロケーション(3)
10.BNCweb検索とコロケーション(4)
11.AntConcの活用(1)
12.AntConcの活用(2)
13.AntConcの活用 (3)
14.Presentationの準備
15.Presentation

評価

課題提出と発表.

再評価

なし.

教科書

教材はプリントとして配布またはWebページで提示する.参考書については別途指示.

連絡先

非常勤講師