2010年度 総合科学教育部 臨床心理学専攻 博士前期課程 — [選択] 1年(前期), 2年(前期)

学校臨床心理学特論

准教授・原 幸一

2単位

目的

現在,教育場面での問題点についてその背景を考察しながら具体的な対応について理解をすることを目的とする.社会の問題が最もよく反映される児童,生徒の状態を知り,そこで表現される諸問題に関して家族の問題,その反映としての子どもの状態,そこから派生する問題と対応.教師の対応についての専門家としての関わり方,必要に応じて子ども自身や養育者への介入,そして先生方との連携の方法について学ぶ.学校での諸問題,問題ごとの対応とそのコンサルテーション,情報の伝え方などについて伝えてゆく.

概要

学校心理臨床の理論と実践の理解

キーワード

教育心理学,スクールカウンセラ,特別支援

目標

1.教育場面での問題点についてその背景を考察しながら具体的な対応について理解をする

計画

1.学校臨床の全体像
2.学校臨床の枠組み
3.こどもの問題 1
4.こどもの問題 2
5.こどもと家族の問題 1
6.こどもと家族の問題 2
7.教師との関わり 1
8.教師との関わり 2
9.学校との関わり
10.事例研究 1
11.事例研究 2
12.介入 1
13.介入 2
14.教師のストレス
15.まとめ

評価

出席および発表と議論への参加

再評価

なし

教科書

適宜,紹介する

備考

隔年開講.本年度は開講せず.