2010年度 徳島大学 共通教育 社会性形成科目群 — 毎年(後期)

共創型学習 / 学生と社会人による授業企画ゼミ -大学で何を学ぶのか?-

Creativity Development / Seminar for planing of lecture-What shuld we study in University

平成19年度以前の授業科目:『共創型学習』

平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『生活と社会 / 学生と社会人による授業企画ゼミ-大学で何を学ぶのか?-』

教授・大橋 眞, 学術研究員・光永 雅子, 非常勤講師・後藤 壽夫

2単位

 月(7.8) 全

授業の目的

大学で何を学ぶのかについての理解を深めるためのゼミナール形式の授業です.大学での学びは自ら学ぶ姿勢を身につけることが基本です.人間は生涯にわたって学び続けることが必要であり,その基本は自主的な活動としての学びです.その意味で,大学での勉学ははこれまでの勉強とは違った視点を持つ必要があります.この授業では地域の社会人と大学での学びについて語り合いながら,どのような授業を充実していく必要があるのかを考えます.地域社会におけるNPOや起業などの意義についてなど新しい授業の企画についての提案をしながら,これからの社会に必要な視点を考えていきます.

授業の概要

本授業では,大学での学びとは何かについて考えていきます.地域社会人のボランティアとの語り合いの中から,社会で必要とされる教養とは何か?大学で何を身に着けるべきか?を導き出していきます.そして,地域社会の中でのNPO活動の意義や,地域社会に貢献する起業家などを例にして,大学の授業の中で学んでいくためのプログラムを地域社会人とともに議論しながら考えます.

キーワード

共創型学習,大学,地域社会,NPO,起業,地域社会人

受講者へのメッセージ

この授業では,地域の社会人と共に大学の授業について,討論をしながら考えます.

到達目標

1.地域の社会人と討論をすることにより,社会で求められる教養を考える力を養います.世代を超えた人とのコミュニケーション力の向上を目指す.
2.地域社会のNPOや起業家などの具体的なテーマについて,授業のデザインを考える力をつける

授業の計画

1.講義ガイダンス
2.大学とは
3.地域社会と大学
4.地域社会の理想
5.地域社会と環境
6.地域社会におけるNPO活動
7.地域社会におけるNPOの意義
8.NPO設立に必要な視点
9.NPOの現状とt課題
10.地域社会の起業家
11.地域社会貢献と起業
12.地域社会における起業の意義
13.どんな授業が必要か?
14.発表会の準備
15.発表会
16.総括授業

成績評価の方法

授業への積極性 70%,報告·発表内容 30% として評価する

教科書

特になし

参考書

特になし

連絡先

大橋(656-7261, ohashi@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 月曜日ー水曜日 12時20分ー12時50分