生活と社会 / 情報と法
Living and Society / Infomation and Law
平成19年度以前の授業科目:『生活と社会』
平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『生活と社会 / 情報と法』
准教授・上原 克之
2単位
月(3.4) 全授業の目的
情報化社会における通信,放送,インターネット,情報公開制度・個人情報保護,知的財産,マスメディアなどの諸領域に対する法的規律についての基本的な知識を習得することにより,情報化社会に対する理解を深めることをを目標とする.
授業の概要
この授業では,これまで憲法,行政法,刑法,民法,知的財産法などの分野でそれぞれ扱われてきた,情報をめぐる法律問題を横断的に取り扱うことによって,情報化社会における法的規律について説明するものである.情報法は,必ずしも法律問題のみに限定されるものではなく,多分に倫理的規律も重要な役割を果たしており,この授業でも必要に応じて倫理的問題についても言及することになる.
キーワード
情報,法,財産,インターネット,犯罪
関連科目
受講者へのメッセージ
授業はあくまでも出発点であると考え,授業だけに満足せず自ら積極的に学ぶ姿勢を大切にしてください
到達目標
1. | 情報に関する法制度を理解する |
2. | 情報に関する倫理を身につける |
授業の計画
1. | イントロダクション |
2. | 情報と憲法(その1) |
3. | 情報と憲法(その2) |
4. | 放送制度・通信制度 |
5. | インターネットと法(その1) |
6. | インターネットと法(その2) |
7. | マスメディアと法(その1) |
8. | マスメディアと法(その2) |
9. | 情報公開(その1) |
10. | 情報公開(その2) |
11. | 個人情報保護 |
12. | 電子商取引 |
13. | 知的財産法(その1) |
14. | 知的財産法(その2) |
15. | 試験 |
16. | 総括授業 |
成績評価の方法
筆記試験を中心とし,小テスト,授業への取り組みなど(20%)を総合的に評価する.
再試験の有無
無
教科書
教科書は指定しないが,六法(法令集)を用意すること.
参考書
参考書については授業で適宜指示する.
WEBページ
連絡先
上原(088-656-7173, uehara@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 前期:水曜日 12時から13時 総合科学部1号館3階(行政法研究室)