生活と社会 / ボランティア論
Living and Society / Volunteer Activities
平成19年度以前の授業科目:『生活と社会』
平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『生活と社会 / ボランティア論』
授業のタイプ
講義
授業の目的
行うに値することは,語るにも値することである,はずである.さまざまなボランティアの可能性を紹介しつつ,主としてそれを社会科学的に論じよう.
授業の概要
具体的には,ボランティアの組織運営に関する問題や,地方政府との関係などが検討されることになる.なお,授業の内容理解の促進を期すために毎週コメントシートを書いてもらう.出席票を兼ねているので,出し忘れないようにして欲しい.
キーワード
教育,徳島
関連科目
受講者へのメッセージ
医療ボランティア等の実例を用いながら,学生参加型の講義を行う.出欠確認は毎回行う.とりわけ,初回のオリエンテーションは重要なので,欠席しないようにせよ.欠席者には理由を問う.なお,本講義の前半7回は,大学開放実践センター5名への公開授業ともなっている.
到達目標
1. | 21世紀において,なぜボランティアやNPO(非営利組織)について考えることが重要なことなのか,理解する.ボランティア·NPOの領域と,市場や政府の領域がどのように関係しているのか理解する.ボランティア教育のあるべき形について自分の意見をもてるようになる. |
授業の計画
1. | 初回はオリエンテーションを兼ねたボランティア論(必ず出席せよ) |
2. | 国際協力ボランティアのNICEからゲストを迎えてお話=マレーシアでのボランティア=を聞く(松重氏) |
3. | ボランティア依存症について |
4. | 1) 「ボランティアを社会科学的に考える意義」 |
5. | 2) 「ボランティア活動と現代社会」 |
6. | 3) 「ボランティア活動とサービスラーニング」 |
7. | 4) 「ボランティア·コーディネーター」と「社会福祉協議会」 |
8. | 5) 「徳島のボランティア」の現在·過去·未来 |
9. | 6) ボランティアと日本社会 |
10. | 7) 「カキコまっぷ」とユニバーサル徳島(実習) |
11. | 8) 「認知症とボランティア」(田野道子氏) |
12. | 9) 「ふたたび国際協力ボランティアのNICEから(大阪支部の石黒さん)」 |
13. | 10) 『傾聴ボランティア』の理論と実際(前半) |
14. | 11) 『傾聴ボランティア』の理論と実際(後半) |
15. | 12) ボランティアと倫理 |
16. | 13) 総括討論 |
成績評価の方法
授業への取り組み状況,日常の態度,テストの成績を合算して評価する.
再試験の有無
無
教科書
教科書 なし.
参考書 巡静一&早瀬昇『基礎から学ぶ ボランティアの理論と実際』中央法規出版1997,2400円.
内海成治ほか編『ボランティア学を学ぶ人のために』世界思想社 1999,2,200円.
立木茂雄編著『ボランティアと市民社会』晃洋書房,1997,1900円.
参考書
古瀬敏『ユニバーサルデザインへの挑戦』ネオ書房,2100円.日経デザイン編『ユニバーサルデザインの教科書』日経BP社,2800円.黒須正明編『ユーザビリティテスティング』共立出版,3300円.C&C振興財団編,アクセシビリティ研究会著『情報アクセシビリティとユニバーサルデザイン』株式会社アスキー,2800円.
連絡先
- オフィスアワー: 前期 火曜日 14時から15時 総合科学部1号館南棟2階樫田研究室, Email: kashida@ias.tokushima-u.ac.jp
- オフィスアワー: 前期 火曜日 14時から15時 総合科学部1号館南棟2階樫田研究室, Email: kashida@ias.tokushima-u.ac.jp
- オフィスアワー: 前期 火曜日 14時から15時 総合科学部1号館南棟2階樫田研究室, Email: kashida@ias.tokushima-u.ac.jp
- オフィスアワー: 前期 火曜日 14時から15時 総合科学部1号館南棟2階樫田研究室, Email: kashida@ias.tokushima-u.ac.jp