2010年度 先端技術科学教育部 システム創生工学専攻 知能情報システム工学コース 博士後期課程 — [選択]

感性情報処理特論

Advanced Affective Computing

教授・任 福継, 准教授・鈴木 基之

2単位

目的

感性情報処理,感情計算及び感情認識などの高度な知能科学の理論と技術,実用的なシステムを構築するための手法や方法論について講義し,新しい理論と考え方を習得させる.

概要

感性・感情・感性情報・感性情報処理の概念,そして,感情の認識,感情の創生及び感情の表出に関する理論や工学的手法を導入し,感性情報処理システムを構築するための方法論を講述する. また,言語情報からの感情認識,音声情報からの感情認識,顔表情からの感情認識に関するアルゴリズムの設計及び実現方法を教示する.さらに,ロボットの感情創生及び感情表出の方法論と実現技術を教える.

キーワード

感性情報,感情認識,感情計算,言語理解,感情創生,感情表出

先行科目

人工知能1,自然言語処理

関連科目

機械翻訳特論

目標

1.感情認識,感情創生,および感情表出の理論や技術や実現方法について理解する.

計画

1.感性情報処理概観
2.感性と感情
3.感性の工学的モデル化
4.感性の計測法
5.感性と文章表現
6.感情コーパス
7.文章からの感情認識
8.音と感性
9.音声からの感情認識
10.映像と感性
11.表情からの感情認識
12.マルチモーダルな感情認識
13.ロボットの感情創生
14.感性の産業応用
15.感情豊かなコミュニケーション
16.まとめ

評価

レポートにより評価する.

再評価

追加レポート及び口述により評価する.

対象学生

大学院先端技術科学教育部大学院博士後期課程生

教科書

なし

参考資料

なし

連絡先

任(C棟204室, 088-656-9684, ren@is.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 火曜日午後4時ー午後5時, 木曜日午後4時ー午後5時
鈴木(C棟2階202, 088-656-9689, suzuki_m@is.tokushima-u.ac(no-spam).jp)