ヒューマンコミュニケーション / 高齢者との交流から学ぶ
Human Communication / Collaborative Learning with Aged People
平成19年度以前の授業科目:『ヒューマンコミュニケーション』
授業のタイプ
演習
授業の目的
歯科医療系学生における人間力を高めるため,早期から学生自らのコミュニケーション能力を向上させ,ホスピタリティ・マインドを体得し,将来患者と向き合える歯科医療従事者を育てる一助とする.
授業の概要
この授業では,学内講義・演習と学外体験学習(高齢者交流学習)を柱とする.学内講義・施設説明を受けた後,学外の養護老人ホームにおいて高齢者と8回にわたり交流し,教育管理ネットワークシステム(エデュネット)を用いて学習内容を記録・提出する.また,学内演習(中間ふり返り授業・最終ふり返り授業)を行い,体験学習を通して得られた内容について,意見交換する機会を設ける.
キーワード
対人コミュニケーション,高齢者,ホスピタリティ・マインド
受講者へのメッセージ
人間関係が希薄な現代においては,年齢を超えた人間関係作りや,ヒューマン・コミュニケーション(お互いの考えや気持ちを理解しあうこと)を意図的に学ぶことが必要である. 人と関わるには,相手の立場に立って心の有り様を想像し,相手の心に寄り添った行動をすることが大切である.そのための学外体験学習を行う.
到達目標
1. | 基本的マナーを守る. |
2. | コミュニケーション力を養う. |
3. | ホスピタリティ・マインドをもって対応する. |
4. | 相手を受容して適切に行動する. |
授業の計画
1. | 授業説明,講義「生と死,老いを考える」,高齢者施設説明 |
2. | 高齢者交流学習1(学外体験学習) |
3. | 高齢者交流学習2(学外体験学習) |
4. | 高齢者交流学習3(学外体験学習) |
5. | 高齢者交流学習4(学外体験学習) |
6. | 学内演習(中間ふり返り授業) |
7. | 高齢者交流学習5(学外体験学習) |
8. | 高齢者交流学習6(学外体験学習) |
9. | 高齢者交流学習7(学外体験学習) |
10. | 高齢者交流学習8(学外体験学習) |
11. | 学内演習(最終ふり返り授業) |
成績評価の方法
出席状況(40%)とレポート(60%)によって総合的に評価する.
再試験の有無
原則として行なわない
教科書
適宜プリントを配布する.
WEBページ
連絡先
日野出(088-633-7543, hinode@dent.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
竹内(yu-take@dent.tokushima-u.ac(no-spam).jp)