生活と社会 / 国際協力論 -四国から世界へ 知って理解し動ける人に-
Living and Society / International Cooperation Studies
平成19年度以前の授業科目:『生活と社会』
平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『生活と社会 / 国際協力論-四国から世界へ知って理解し動ける人に-』
教授・饗場 和彦
2単位
集中 全授業の目的
社会に積極的に寄与する公共的なマインドを持ち,国際的な視野と知見・コミュニケーション力,かつ四国·徳島の在住者として地域に根ざした視点も備えた人材を,「国際協力」というテーマを通して育成する.
授業の概要
国際協力活動の実践者を招き,理論と実践について学ぶ.JICA(国際協力機構)四国支部と,四国NGOネットワークの協力を得て,開講される授業.以下の日程の集中講義形式で行う.■8月7日(土)10:25∼17:50■同8日(日)10:25∼17:50■同9日(月)10:25∼17:50■9月5日(日)12:50∼17:50.受講生は8月9日の授業の後,9月5日の授業の前までに,各自なにか国際協力の実際の活動に参加する.9月の授業ではそれを各自報告する.授業では,講師の話を聞いたうえで,ワークショップ(ゲーム),討論なども交えて理解を深める.講師は地元の四国あるいは東京で,NGOや政府機関,国際機関などの一員として活躍する多士済々の人々.筆者も国際協力の一環として国際的な選挙支援活動に関わっており,主に紛争地における平和構築を研究テーマのひとつにしている.
キーワード
国際協力,国際社会,平和構築
受講者へのメッセージ
開講の日時は変わらないが,講師や内容は変更される可能性がある.昨年度の「国際協力論2-四国から世界へ 輝く瞳のつくり方-」とは内容が違うので,昨年度のこの授業を履修していても今年度の「国際協力論」の受講は可能.
到達目標
1. | 国際協力の理論と実践について知識を得,意義や課題について考察し,自らも行動する意欲を高める. |
授業の計画
1. | 基礎講座(講義) |
2. | アフリカ・ザンビアにおける貧困と保健・医療などの支援(講義) |
3. | カンボジアにおける貧困と教育,保健・医療,職業訓練などの支援(講義) |
4. | 中国・内モンゴルにおける貧困と教育の支援(講義) |
5. | アフガニスタンにおける紛争と平和構築の支援(講義) |
6. | カンボジアにおける紛争と地雷処理の支援(講義) |
7. | NPOバンクを通した国際協力(講義) |
8. | ユニセフや世界食糧計画など国連による支援(国連) |
9. | ODAとJICAによる支援(講義) |
10. | 徳島県や行政の取り組み(講義) |
11. | CSR(企業の社会的責任)と民間企業の取り組み(講義) |
12. | ワークショップ その1 |
13. | ワークショップ その2 |
14. | ワークショップ その3 |
15. | 活動体験の報告 |
16. | 総括授業 |
成績評価の方法
期末レポートと平常点(出席回数,授業への取り組み方)で評価する.おおむね期末レポート40%,平常点60%.
再試験の有無
無し.
教科書
特に指定しない.
参考書
授業中に適宜,配布する.
WEBページ
連絡先
- オフィスアワー: 金曜日14:35ー16:05 ただし,この時間以外でも研究室にいるときは随時
備考
開講日8/7(土),8/8(日),8/9(月),9/5(日)