化学英語基礎
Chemical English
目的
化学英語の基本的表現(単位,数式,器具,化合物,化学式,図表)について理解,習得する.
概要
数式,化学組成式,実験器具,単位の英語表現および科学的データの英語による説明など理科系学生に必要な基礎的英語を,テキストに従って講議する.実際にCDによるヒアリングを行う.
キーワード
単位,数式,化合物,図表,プレゼンテーション
関連科目
要件
特になし.
注意
毎回宿題を出すので,復習(ライティング,ヒアリング)を充分に行うこと.
目標
1. | 化学,生命科学に関する基本的化学英語を理解できる(授業計画 1∼10). |
2. | 簡単な実験結果,図表について英語で説明できる(授業計画 11∼14). |
計画
1. | 導入教育,講演会のリスニング |
2. | アミノ酸と核酸の発音,学会発表:はじめの挨拶 |
3. | Aを含む単語の発音,学会発表:イントロダクション,レポート1 (到達目標1の一部評価) |
4. | Eを含む単語の発音,学会発表:結果の説明 |
5. | Gを含む単語の発音,学会発表:話の展開・転換,レポート2 (到達目標1の一部評価) |
6. | Iを含む単語の発音,学会発表:強調する |
7. | Uを含む単語の発音,学会発表:結論,レポート3 (到達目標1の一部評価) |
8. | Yを含む単語の発音,学会発表:共同研究者の紹介・謝辞 |
9. | [-some]の発音,学会発表:おわりの挨拶,レポート4 (到達目標2の一部評価) |
10. | 発音の混用について,学会発表:質疑応答 |
11. | 元素記号の発音,学会:シンポジウムで使われる表現,レポート5 (到達目標2の一部評価) |
12. | 培養・分子生物学実験に関連する単語の発音,学会:質疑応答で使われる表現 |
13. | 試薬の発音,学会:形式的な発表者の紹介例,レポート6 (到達目標2の一部評価) |
14. | 数字・記号の発音,学会:正式な発表者の紹介例 |
15. | 期末試験 (到達目標1と2の一部評価) |
16. | 期末試験の解説と講評 |
評価
出席率80%以上で,到達目標2項目が各々60%以上達成されている場合をもって合格とする.達成度はレポート(50%),期末試験(50%)で評価する(出席点は加えない).
JABEE合格
成績評価と同じ.
JABEE関連
本学科教育目標(B),(C)に対応する.
対象学生
開講コース学生のみ履修可能
教科書
「国際学会のための科学英語絶対リスニング」羊土社
参考資料
特に指定しない.
連絡先
生物事務室(M棟703)
備考
1. | 授業を受ける際には,2時間の授業時間毎に2時間の予習と2時間の復習をしたうえで授業を受けることが,授業の理解と単位取得のために必要である. |
2. | 1∼14回目の授業は,到達目標1と2の内容を含む. |