2011年度 工学部 生物工学科 昼間コース — [必修] 2年(前期)

化学英語基礎

Chemical English

准教授・間世田 英明, 准教授・友安 俊文, 准教授・大内 淑代

2単位

目的

化学英語の基本的表現(単位,数式,器具,化合物,化学式,図表)について理解,習得する.

概要

数式,化学組成式,実験器具,単位の英語表現および科学的データの英語による説明など理科系学生に必要な基礎的英語を,テキストに従って講議する.実際にCDによるヒアリングを行う.

キーワード

単位,数式,化合物,図表,プレゼンテーション

関連科目

専門外国語

要件

特になし.

注意

毎回宿題を出すので,復習(ライティング,ヒアリング)を充分に行うこと.

目標

1.化学,生命科学に関する基本的化学英語を理解できる(授業計画 1∼10).
2.簡単な実験結果,図表について英語で説明できる(授業計画 11∼14).

計画

1.導入教育,講演会のリスニング
2.アミノ酸と核酸の発音,学会発表:はじめの挨拶
3.Aを含む単語の発音,学会発表:イントロダクション,レポート1 (到達目標1の一部評価)
4.Eを含む単語の発音,学会発表:結果の説明
5.Gを含む単語の発音,学会発表:話の展開・転換,レポート2 (到達目標1の一部評価)
6.Iを含む単語の発音,学会発表:強調する
7.Uを含む単語の発音,学会発表:結論,レポート3 (到達目標1の一部評価)
8.Yを含む単語の発音,学会発表:共同研究者の紹介・謝辞
9.[-some]の発音,学会発表:おわりの挨拶,レポート4 (到達目標2の一部評価)
10.発音の混用について,学会発表:質疑応答
11.元素記号の発音,学会:シンポジウムで使われる表現,レポート5 (到達目標2の一部評価)
12.培養・分子生物学実験に関連する単語の発音,学会:質疑応答で使われる表現
13.試薬の発音,学会:形式的な発表者の紹介例,レポート6 (到達目標2の一部評価)
14.数字・記号の発音,学会:正式な発表者の紹介例
15.期末試験 (到達目標1と2の一部評価)
16.期末試験の解説と講評

評価

出席率80%以上で,到達目標2項目が各々60%以上達成されている場合をもって合格とする.達成度はレポート(50%),期末試験(50%)で評価する(出席点は加えない).

JABEE合格

成績評価と同じ.

JABEE関連

本学科教育目標(B),(C)に対応する.

対象学生

開講コース学生のみ履修可能

教科書

「国際学会のための科学英語絶対リスニング」羊土社

参考資料

特に指定しない.

連絡先

生物事務室(M棟703)

備考

1.授業を受ける際には,2時間の授業時間毎に2時間の予習と2時間の復習をしたうえで授業を受けることが,授業の理解と単位取得のために必要である.
2.1∼14回目の授業は,到達目標1と2の内容を含む.