環境を考える
Fundamental Environmental Study
目的
政策,国土開発の変遷と関連を通じ,公害から地球環境問題に至る経緯,取組みや環境倫理について理解させ,環境破壊を起こさせない社会人,技術者となる基礎的な知識,考え方および取りまとめ方を習得させる
概要
これまでの環境の政策,国土開発の変遷と関連を整理し,公害から地球環境問題に至る経緯,取組み,さらに今後の環境問題に対する姿勢の基礎となる環境倫理を解説する.また自身が行動し,考えを文章に取りまとめる方法を指導する.
キーワード
人と自然のかかわり,環境史,地球温暖化,環境倫理,地球サミット
先行科目
要件
なし
注意
なし
目標
1. | 人と環境のかかわりの変遷や環境問題に関する基礎的な知識を習得している.(授業計画1∼15および定期試験による) |
計画
1. | ガイダンス(シラバス,環境家計簿) |
2. | 人と自然について(環境家計簿をつける) |
3. | なぜ自然を守る必要があるのか1?(環境家計簿をつける) |
4. | 環境史(地球誕生∼古代中世)(環境家計簿をつける) |
5. | 環境史(近代,国土開発)(環境家計簿をつける) |
6. | 公害(環境家計簿をつける) |
7. | 中間テスト,復習 |
8. | 地球サミットの歴史(環境家計簿をつける) |
9. | 地球温暖化(メカニズム)(環境家計簿をつける) |
10. | 地球温暖化(京都議定書)(環境家計簿をつける) |
11. | 生物多様性(環境家計簿をつける) |
12. | 環境倫理(環境家計簿をつける) |
13. | 環境家計簿発表 |
14. | これからの環境問題 |
15. | 期末テスト |
16. | 上勝町でのゼロウエストの先進的取組み(藤井園苗),質問,総括 |
評価
到達目標1:中間試験と期末試験を1:1として評価.評点≧60%を当目標のクリア条件.到達目標2:環境家計簿の取組を評価.評点≧60%を当目標のクリア条件.成績:1,2の評点の重みをそれぞれ50%,50%として算出
対象学生
他学科,他学部学生も履修可能.
教科書
住友恒,村上仁士,伊藤禎彦,上月康則「新版環境工学」理工図書
参考資料
環境白書
連絡先
上月(エコ505, 088-656-7335, kozuki@eco.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 火曜日,14:35から16:05,18:00から19:30
備考
授業を受ける際には,2時間の授業時間毎に2時間の予習と2時間の復習をしたうえで授業を受けることが,授業の理解と単位取得のために必要である.