社会基盤プロジェクト
Infrastructure Projects
教授・大角 恒雄
2単位
目的
社会基盤整備の大型プロジェクトに採用されている土木• 建築構造物基礎の形式と,それらの施工法 の技術を知識として身に付ける.
概要
講義の中心課題は,構造物基礎の形式とその造り方を知るところに重点が置かれている.そのため,教科書,パワーポイント,特に大型プロジェクト建設時の記録を視覚を介して理解を重視する立場から映像を重視し,必要に応じて実務者による講演を行う.
キーワード
地盤改良,連続地中壁,耐震,大型プロジェクト
要件
『土の力学1』,『土の力学2』の履修を前提とする.
注意
なし
目標
1. | 大型プロジェクトにおける基礎工法について理解を深める(1∼15回). |
計画
1. | ガイダンス |
2. | 地盤改良概論 |
3. | 連続地中壁工法 |
4. | 基礎の耐震設計 |
5. | 杭基礎の地震時挙動特性 |
6. | 東京湾横断道路(概要・シールドトンネル) |
7. | 東京湾横断道路(人工島・橋梁) |
8. | 空港・港湾(液状化対策工法) |
9. | 本四連絡橋 |
10. | 原子力発電所の地震被害と対策 |
11. | 山岳トンネル |
12. | 土砂災害 |
13. | 地すべり抑止工 |
14. | ダム |
15. | 総括 |
16. | 期末試験 |
評価
出欠状況と到達目標の達成度をレポート及び期末試験により評価し,評点が60%をクリアした場合を合格とする.
JABEE合格
【成績評価】と同一である.
JABEE関連
本科目は本学科の教育目標の3(3)に,100%対応する.
対象学生
開講コース学生のみ履修可能
教科書
教科書は特に指定しない.
参考資料
補足説明資料としてプリントを配付し,解説する.
連絡先
建設工学科教員
大角(A405, 088-656-9721, t_ohsumi@ce.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 月曜,金曜日16:00∼ 17:00
備考
授業を受ける際には,2時間の授業時間毎に2時間の予習と2時間の復習をしたうえで授業を受けることが,授業の理解と単位取得のために必要である.