2011年度 工学部 生物工学科 昼間コース — [選択] 2年(前期)

生体組織工学

Tissue Engineering

目的

医療工学の基礎として,人体を構成する細胞と組織,器官と器官系の構造や機能を理解させる.

概要

細胞の基本的構造,組織の成り立ちと種類,器官を構成する組織の組み合わせについて解説し,人体の基本的構築を理解させる.

キーワード

人体,組織,器官

要件

特になし.

注意

配布する資料を用いて予習・復習を励行すること.授業を受ける際には,2時間の授業時間毎に2時間の予習と2時間の復習をしたうえで授業を受けることが,授業の理解と単位取得のために必要である.

目標

1.医療工学の基礎となる,細胞の基本構造,組織の成り立ち,器官の構造を理解する(講義計画1-15による).
2.医療工学の基礎となる,組織や器官の機能を理解する(講義計画1-15による).

計画

1.序論:細胞と組織(総論)
2.血液と血管
3.循環器
4.呼吸器
5.消化器
6.泌尿生殖器
7.1-6の総合解説とレポート課題出題(到達目標1・2の一部評価)
8.神経系
9.生体防御系
10.8,9の総合解説とレポート課題出題(到達目標1・2の一部評価)
11.皮膚
12.骨・軟骨
13.内分泌系(脳,脳下垂体,甲状腺)
14.内分泌系(膵臓,副腎,卵巣,精巣,消化器,心臓)
15.11-14の総合解説とレポート課題出題(到達目標1・2の一部評価)
16.期末試験(到達目標1,2の一部評価)

評価

出席率80%以上で,到達目標2項目が各々60%以上達成されている場合をもって合格とする.達成度はレポート(50%),期末試験(50%)で評価する.

JABEE合格

成績評価と同じ.

JABEE関連

本学科教育目標(C),(D)に対応する.

対象学生

開講コースと同学科の夜間主コース学生も履修可能

教科書

受講者に講義資料を配布する.

参考資料

境章著「目で見るからだのメカニズム」医学書院,三木·井上監訳「からだの構造と機能」西村書店

連絡先

生物工学科事務室

備考

原則として再試験は実施しない.