生体組織工学
Tissue Engineering
2単位
目的
医療工学の基礎として,人体を構成する細胞と組織,器官と器官系の構造や機能を理解させる.
概要
細胞の基本的構造,組織の成り立ちと種類,器官を構成する組織の組み合わせについて解説し,人体の基本的構築を理解させる.
キーワード
人体,組織,器官
要件
特になし.
注意
配布する資料を用いて予習・復習を励行すること.授業を受ける際には,2時間の授業時間毎に2時間の予習と2時間の復習をしたうえで授業を受けることが,授業の理解と単位取得のために必要である.
目標
1. | 医療工学の基礎となる,細胞の基本構造,組織の成り立ち,器官の構造を理解する(講義計画1-15による). |
2. | 医療工学の基礎となる,組織や器官の機能を理解する(講義計画1-15による). |
計画
1. | 序論:細胞と組織(総論) |
2. | 血液と血管 |
3. | 循環器 |
4. | 呼吸器 |
5. | 消化器 |
6. | 泌尿生殖器 |
7. | 1-6の総合解説とレポート課題出題(到達目標1・2の一部評価) |
8. | 神経系 |
9. | 生体防御系 |
10. | 8,9の総合解説とレポート課題出題(到達目標1・2の一部評価) |
11. | 皮膚 |
12. | 骨・軟骨 |
13. | 内分泌系(脳,脳下垂体,甲状腺) |
14. | 内分泌系(膵臓,副腎,卵巣,精巣,消化器,心臓) |
15. | 11-14の総合解説とレポート課題出題(到達目標1・2の一部評価) |
16. | 期末試験(到達目標1,2の一部評価) |
評価
出席率80%以上で,到達目標2項目が各々60%以上達成されている場合をもって合格とする.達成度はレポート(50%),期末試験(50%)で評価する.
JABEE合格
成績評価と同じ.
JABEE関連
本学科教育目標(C),(D)に対応する.
対象学生
開講コースと同学科の夜間主コース学生も履修可能
教科書
受講者に講義資料を配布する.
参考資料
境章著「目で見るからだのメカニズム」医学書院,三木·井上監訳「からだの構造と機能」西村書店
連絡先
生物工学科事務室
備考
原則として再試験は実施しない.