2011年度 工学部 生物工学科 昼間コース — [必修] 2年(後期)

電子計算機概論及び演習

Introduction to Digital Computers and Programming Practice

非常勤講師・村井 礼

2単位

目的

プログラミングを通して,論理的な思考能力の修得を目指す.

概要

インターネットやコンピュータを初めとする情報技術(IT)は既にインフラ技術として認知されており,これからの社会にはITの活用が必須となる.JavaScriptによるWebプログラミングを通して,インターネットの概要や役割,Webアプリケーションの実際を学ぶと共に,実務に役立つデータ処理手法をプログラミング演習形式により修得する.

キーワード

プログラミング,インターネット,Webアプリケーション

要件

パソコン操作の基礎を学んでいること.

注意

最新の技術に関する演習であるため,常日頃から新聞や雑誌などに目を通してIT関連ニュースに注目すること.

目標

1.インターネットの役割を理解する.
2.Webアプリケーションのプログラミングを理解する.
3.実務に役立つデータ処理手法を理解する.

計画

1.インターネットの仕組みと役割
2.Webアプリケーションの実際
3.HTMLによるホームページの作成
4.スタイルシートを用いたレイアウトの作成
5.中間試験1(到達目標1,2の一部評価)
6.JavaScriptプログラミングの基礎
7.文字列の表示
8.算術演算
9.Windowの操作
10.制御構造
11.中間試験2(到達目標1,2の一部評価)
12.フォームによるデータ入出力
13.Javaアプレット
14.レポート(到達目標2,3の一部評価)
15.期末試験(到達目標全ての一部評価)
16.まとめ

評価

出席率80%以上で,到達目標3項目が各々60%以上達成されている場合をもって合格とする.達成度は中間試験(30%),レポート(30%),期末試験(40%)で評価する.

JABEE合格

成績評価と同じ.

JABEE関連

本学科教育目標(A)に対応する.

対象学生

開講コース学生のみ履修可能

教科書

「情報演習5 ステップ30 JavaScriptワークブック」相澤 裕介(2006-01出版)ISBN 978-4-87783-818-8 C3004

補助教材としてオンライン教材を利用する

参考資料

プロジェクトA「標準HTML,CSS,JavaScript辞典」インプレス

連絡先

生物事務室(M棟703)

備考

1.追試験·再試験は行わない.
2.この授業は講義と演習が組み合わさったものであるため,授業を受ける際には,2時間の授業時間毎に3時間の予習・復習をしたうえで授業を受けることが,授業の理解と単位取得のために必要である.