建築防災計画
Disaster Mitigation Planning for Architecture
目的
建築物は人間が利用するものであり,その設計においては,誰もが安全で安心して利用できることが求められる.本講義では,建築防火とバリアフリーを取り上げ,その基礎的知識を学ぶ.
概要
本講義の前半では建築防火を,後半ではバリアフリーを取り上げ,その基礎的知識と建築物への応用について先進事例を交えながら説明する.
キーワード
防火,避難,バリアフリー
先行科目
目標
1. | 建築防火について基礎的事項を理解する |
2. | バリアフリーについて基礎的事項を理解する |
計画
1. | ガイダンス,建築と防災 |
2. | 建築防火計画1 建築災害の歴史 |
3. | 建築防火計画2 火災の基礎 |
4. | 建築防火計画3 防煙対策 |
5. | 建築防火計画4 防火対策1 |
6. | 建築防火計画5 防火対策2 |
7. | 建築防火計画6 避難計画 |
8. | 建築防火計画7 消防設備 |
9. | バリアフリー1 建築空間のバリアフリーの歴史と理念 |
10. | バリアフリー2 身体能力に応じた建築空間の設計方法 |
11. | バリアフリー3 バリアフリー整備基準の解説1 |
12. | バリアフリー4 バリアフリー整備基準の解説2 |
13. | バリアフリー5 先端のバリアフリー環境,今後の方向性(各県の基準) |
14. | バリアフリー6 大学キャンパス・バリアフリー調査 |
15. | バリアフリー7 ワークショップ(キャンパスのバリアフリー化) |
評価
出欠状況とレポートで評価し,60点以上を合格とする.
参考資料
講義中に適宜紹介する
備考
授業を受ける際には,2時間の授業時間毎に2時間の予習と2時間の復習をしたうえで授業を受けることが,授業の理解と単位取得のために必要である.