2011年度 先端技術科学教育部 システム創生工学専攻 電気電子創生工学コース 博士前期課程 — [選択]

電磁環境特論

Advanced Theory of Electromagnetic Compatibility

准教授・川田 昌武

2単位

形態

講義

目的

本講義では,電磁環境工学,及び,EMCに関連する計測,解析手法について理解できるようにする.

概要

本講義では,電磁環境工学(EMC),及び,EMCに関連する計測,解析方法について説明する.

キーワード

電磁環境工学,周波数スペクトラム,アンテナ

要件

学部「電気回路理論(電気回路1,2,演習)」,「電気磁気学(電気磁気学1,2,演習)」を受講しておくこと

目標

1.電磁環境工学の概要を理解する.
2.電磁環境工学に関連する解析方法について理解する.
3.環境電磁工学に関連する計測方法について理解する.

計画

1.電磁環境工学(EMC)の導入.
2.EMCで利用される単位.
3.ケーブルでの電力損失.
4.電子回路におけるEMC対策基準.
5.周波数スペクトラムの基礎.
6.デジタル波形の周波数スペクトラム.
7.スペクトラムアナライザ.
8.中間試験(到達目標1の評価) .
9.中間試験への解答説明.
10.伝送線路.
11.伝送線路の時間領域解析.
12.アンテナ.
13.電磁波反射の影響.
14.遮蔽.
15.最終試験(到達目標2,3 の評価) ..
16.最終試験の解答説明.

評価

レポート 20%,中間試験30%, 最終試験 50%.合格には60%以上が必要.但し,講義への出席,討論への参加は必修である.

対象学生

開講コース学生のみ履修可能

教科書

Clayton R. Paul, Introduction to Electromagnetic Compatibility, Wiley-Interscience

連絡先

川田(E棟2階北 B-10, 088-656-7460, kawada@ee.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: (水)(木) 16:00-17:00

備考

1.言語:英語
2.授業を受ける際には,2時間の授業時間毎に2時間の予習と2時間の復習をしたうえで授業を受けることが,授業の理解と単位取得のために必要である.