2011年度 先端技術科学教育部 環境創生工学専攻 生命テクノサイエンスコース 博士後期課程 — [選択]

分子病原微生物論

Molecular Pathogenic Microbiology

教授・長宗 秀明, 准教授・友安 俊文

2単位

形態

講義形式とポートフォーリオ形式の併用

目的

病原微生物の持つ病原因子の分子的特徴やその応用等について最新の知見を理解する.

概要

病原微生物による感染症に関係する病原因子についての最新の知見を紹介して課題を出し,ポートフォーリオ方式で課題提出物について評価を行う.

キーワード

病原微生物,病原因子,感染

関連科目

微生物分子論

要件

学部教育における微生物学及びその関連科目を理解していること.

目標

1.病原微生物の病原因子に関する最新の分子論的情報を理解することができる
2.微生物病原因子の応用技術を分子論的に理解することができる

計画

1.細菌毒素1:CDC膜孔形成毒素
2.細菌毒素2:他の膜孔形成毒素
3.細菌毒素3:神経指向性酵素毒素
4.細菌毒素4:消化管指向性酵素毒素
5.細菌毒素5:蛋白翻訳系指向性酵素毒素
6.細菌毒素6:スーパー抗原
7.抗生物質耐性遺伝子を持つプラスミド類
8.菌類毒素1:小分子性毒素
9.菌類毒素2:蛋白毒素
10.他の細菌性病原因子1:定着因子
11.他の細菌性病原因子2:酵素
12.他の細菌性病原因子3:分泌系
13.ウイルス病原因子1:定着因子
14.ウイルス病原因子2:酵素
15.ウイルス病原因子3:転写調節関連因子

評価

授業日毎に課すレポート100%で評価する.

対象学生

開講コース学生のみ履修可能

教科書

授業中に紹介する

参考資料

授業中に紹介する

連絡先

長宗(化生棟707, 088-656-7525, nagamune@bio.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 月曜日16:20-17:50

備考

各々2時間の予習と復習が各2時間の授業の理解と単位取得のために必要である.