量子ナノ半導体工学特論
Advanced Lecture on Quantum Nanostructure Semiconductors
形態
講義
目的
ナノ構造の半導体において創り出される量子効果や半導体ナノテクノロジーにより実現できる新規な材料特性について，その基本的な物理概念を理解するとともに，工学応用に対する課題とその解決のための手法を習得する．
概要
量子力学，半導体物理学，光物性論に基づく半導体量子構造の基本的な特徴の理解を深め，それらの新機能デバイス応用における課題点を詳述する．半導体量子構造などの作製手法と，それらを使ったデバイス応用における加工技術，測定技術，物性評価技術などについて解説し，最近の先端的研究の話題について述べる．
目標
| 1. | ナノ構造半導体の物性およびデバイス応用における課題と関連技術を理解する． |
計画
| 1. | 半導体量子構造の電子状態 |
| 2. | 量子構造の電子物性 |
| 3. | 量子構造の光物性 |
| 4. | 半導体量子ナノ構造の作製方法 |
| 5. | 結晶評価技術 |
| 6. | 構造評価技術 |
| 7. | 電気的特性評価技術 |
| 8. | 光学特性評価技術 |
| 9. | 量子効果デバイス |
| 10. | 半導体非線形光学応答 |
| 11. | 微小共振器の光学特性 |
| 12. | 量子ナノ半導体の研究動向 |
| 13. | 超高速光デバイス |
| 14. | 量子情報デバイス |
| 15. | 量子ナノ半導体研究の最近の話題(1) |
| 16. | 量子ナノ半導体研究の最近の話題(2) |
評価
レポートで評価
再評価
実施しない
教科書
なし
参考資料
授業中に紹介する
連絡先
井須(A224, 088-656-7670, t.isu@frc.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 火曜日-木曜日10:00-14:00