福祉行財政と福祉計画
Social Welfare Administration and Planning
教授・◎白山 靖彦
1単位
形態
講義
一般目標
福祉行財政と福祉計画の基本的事項を理解し,社会福祉の位置づけ,枠組みを修得する.
授業概要
福祉の行財政の実施体制,実際の財政状況,福祉計画の意義・目的,種類について教授する.
先行科目
衛生行政
関連科目
授業方法
講義形式(視聴覚教材,プリントなどを適宜用いる.)
授業場所
2年後期火曜 2時限目 第6講義室
注意事項
福祉行財政と福祉計画の授業では授業計画の「内容」の欄に各講義事項のキーワードを掲載している. ①受講者は各回のキーワードについて事前に予習して理解した内容を簡潔に纏めること. ②受講者は毎回受講後に学習成果を基にキーワードについて再度内容を簡潔に纏めること. また予習時の内容と復習時の内容を比較して学習成果を確認すること. ③試験は全講義数の2/3以上の出席を満たしている者に対して行う. ④予習,復習をすることが出席評価に含まれる.
行動目標 (到達目標)
1. | 福祉行財政の実施体制について説明できる. |
2. | 福祉行財政の動向について説明できる. |
3. | 福祉計画の意義と目的を説明できる. |
4. | 福祉計画の主体と方法について説明できる. |
5. | 福祉計画についてその種類,内容について説明できる. |
授業計画
回 | 大項目 | 中項目 | 内容 | 担当 | 到達目標 |
---|---|---|---|---|---|
1. | 福祉行政の実施体制 | 国の役割 | 法廷事務,自治事務 | 白山 | 1 |
2. | 〃 | 都道府県の役割 | 都道府県事務 | 〃 | 〃 |
3. | 〃 | 市町村の役割 | 市町村事務 | 〃 | 〃 |
4. | 〃 | 国と地方の関係 | 地方分権 | 〃 | 〃 |
5. | 〃 | 福祉の財源 | 国,地方の財源 | 〃 | 〃 |
6. | 〃 | 福祉行財政の組織及び団体 | 福祉事務所など | 〃 | 〃 |
7. | 〃 | 福祉行政における専門職の役割 | 福祉事務所の現業員など | 〃 | 〃 |
8. | 福祉行財政の動向 | 福祉財政 | 一般会計歳入・歳出 | 〃 | 2 |
9. | 福祉計画の意義と目的 | 福祉計画の意義,目的,住民参加 | 根拠法令 | 〃 | 3 |
10. | 福祉計画の主体と方法 | 福祉計画の主体 | 国,地方公共団体 | 〃 | 4 |
11. | 〃 | 福祉計画の種類 | 地域福祉計画など | 〃 | 5 |
12. | 〃 | 福祉計画の策定過程 | ローリング方式など | 〃 | 〃 |
13. | 〃 | 福祉計画の策定方法 | 福祉ガバナンス | 〃 | 〃 |
14. | 〃 | 福祉計画の評価方法 | プログラム評価 | 〃 | 〃 |
15. | 福祉計画の実際 | 福祉計画例 | まとめ | 〃 | 1-5 |
成績評価の方法
筆記試験を実施し,100点満点で60点以上を合格とする.
再試験
必要に応じて実施する.
教科書,参考書
新・社会福祉士養成講座 第10巻 福祉行財政と福祉計画 初版 中央法規出版 2009
参考資料
福祉小六法 中央法規出版
WEBページ
連絡先
白山(088-633-9241, shirayama@dent.tokushima-u.ac(no-spam).jp)