リスクマネージメント
Risk Management
目的
1)看護業務と医療事故の関連から看護師としての法的責任を理解する.
概要
1)これまで,報道のあった事故事例を調べる. 2)その事故事例をグループに分かれ,どのようにすれば患者の安全を守ることができたか分析する. 3)実習体験でひやりとしたりはっとしたことを共有する. 4)法的責任について理解する. 5)各実習領域での代表的な事故事例の注射,転倒,服薬,患者確認,医療者の受傷などのついて安全の守るための方策を考える.
キーワード
看護者,医療過誤,医療事故,安全対策
関連科目
目標
1. | 医療事故は,日常の看護で発生しやすいことを認識し,質の高い医療を提供するために必要な安全対策の基本的知識を理解する. |
計画
1. | 事故発生のメカニズムと自己分析 |
2. | 医療における安全対策 |
3. | 原因の分析と防止対策 |
4. | 事故事例を通じた要因分析 |
5. | がんの治療におけるリスクマネジメント1 |
6. | がんの治療におけるリスクマネジメント2 |
7. | 医療事故の種類(誤薬,転倒・転落など)と安全対策1 |
8. | 医療事故の種類(誤薬,転倒・転落など)と安全対策2 |
9. | 看護業務上の危険と防止策 |
10. | グループワークによる発表とまとめ |
評価
グループワーク(50),レポート(50)
参考資料
1)土屋八千代,山田静子,鈴木俊夫編集:看護事故予防学,中山書店
2)東京医科大学病院看護部安全対策委員会:こうすればできる安全な看護,ディジットブレーン
3)松下由美子ほか:医療安全,メディカ出版
連絡先
谷岡(088-633-9021, tanioka@medsci.tokushima-u.ac(no-spam).jp)