医動物学実習
Practice in Medical Zoology
教授・大橋 眞
1単位
目的
実習を通じて寄生虫疾患の理解を深め,寄生虫と宿主の相互作用を理解する.また,寄生虫疾患についての適切な診断法が選択できるような思考力を身につける.また,補助診断法として有用な免疫診断法についての理解を深める.
概要
多くの寄生虫疾患では,病原体を直接検出し,鑑別することが可能であり,確実な診断法でもある.主要な人体寄生虫症の病原体を実際に顕微鏡下で検出し診断することと,患者血清を用いた免疫学的検査法を習得する.
目標
1. | 寄生虫症の病原体を顕微鏡で観察する. |
2. | 免疫学的検査法を習得する. |
計画
1. | 寄生虫診断法総論,原虫検査法 |
2. | 〃 |
3. | マラリア |
4. | 〃 |
5. | 虫卵検査法 |
6. | 〃 |
7. | 寄生虫体の観察 |
8. | 〃 |
9. | 寄生虫感染症の病理 |
10. | 〃 |
11. | 免疫診断法 |
12. | 〃 |
13. | 病害動物学実習 |
14. | 〃 |
15. | まとめ |
16. | 実習試験 |
評価
レポート(50%)と実習態度(50%)を総合しておこなう.
教科書
医動物学 吉田幸雄著 南山堂
連絡先
大橋(088-656-7261, ohashi@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)