2011年度 総合科学部 人間文化学科 国際文化コース 学士課程 — [選択] 2年(後期)

アジア史研究Ⅱ

准教授・荒武 達朗

2単位

目的

台湾史についての基礎知識を学ぶ.

概要

台湾は独特の歴史を有し,特徴的な社会を形成している.中国との共通点と差異点は何か.歴史的側面から考察を深める.

キーワード

台湾社会

関連科目

地域交流史

注意

中国史について,あるいは台湾史や台湾社会について全く勉強したことがない学生も,分かろう,理解しようという熱意がある限り,受講できる.授業中の睡眠や携帯電話の使用は一切認めない.

目標

1.台湾社会に対する理解を深める.

計画

1.有史以前の台湾
2.歴史への登場
3.大航海時代と台湾 16世紀
4.鄭成功の評価 民族英雄か果たして?
5.漢民族移民の増加
6.伝統的東アジアの国際秩序と近代
7.日清戦争と日本による台湾領有
8.日本統治時代の功罪 揺れ動く評価
9.第二次世界大戦後の台湾 中国による接収 「イヌが去ってブタが来た」
10.白色テロルの時代
11.民主化運動
12.台湾と大陸

評価

授業態度は評価の前提である.授業態度が良好と認められた学生に対しては,期末試験で評価を行う.

再評価

なし.

教科書

おって指示.

参考資料

おって指示.

連絡先

荒武(2312, 088-656-7148, aratake@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 一コマ目の前が望ましい.