英米文学研究
准教授・山内 暁彦
2単位
目的
英米文学史上の詩人・劇作家・小説家など及びその代表的な作品についての知識と，各時代の文学事情についての知識を習得することを目的とする．それぞれの時代の歴史的，社会的，文化的背景や時代思潮を概観しながら，代表的な詩人・劇作家・小説家などの作品に具体的に触れることを通じ，英米文学の様々な作品を自分なりに味わい理解を深めることを目標とする．
概要
英米文学の歴史的発展の過程を論述し，あわせてその時代の背景や思潮，並びに各ジャンルごとの文学事情を明らかにする．英米文学の流れを下記の授業計画に沿って追い，文学史を概観した上で，代表的と思われる詩人，劇作家，小説家などの主な作品の原文を講読し，英米文学の持つ面白さを味わう．更に作品に対して行なわれた批評を読むことを通じ，作品の持つ価値について考察しながら，英米文学の研究方法について学ぶ．
キーワード
英米文学，文学史
注意
作家や詩人について調べ，実際に作品に触れることを心掛けてほしい．
目標
| 1. | 英米文学の歴史的発展の過程を概観し，あわせてその時代背景，並びに文学事情を明らかにする． |
計画
| 1. | 第1回 イントロダクション |
| 2. | 第2回 古英語・中英語 |
| 3. | 第3回 ルネッサンス |
| 4. | 第4回 シェイクスピア |
| 5. | 第5回 ピューリタニズム |
| 6. | 第6回 古典主義 |
| 7. | 第7回 小説の誕生と成長 |
| 8. | 第8回 ロマン主義 |
| 9. | 第9回 ヴィクトリア朝 |
| 10. | 第10回 第2次大戦までの文学 |
| 11. | 第11回 戦後の文学 |
| 12. | 第12回 アメリカ文学の流れ |
| 13. | 第13回 植民地時代 |
| 14. | 第14回 南北戦争以降 |
| 15. | 第15回 世界大戦とその後 |
| 16. | 第16回 まとめ |
評価
日常の授業参加態度，レポート提出状況によって総合的に判断する．
再評価
あり．
教科書
教科書は使用せず，プリントを配付する．各自プリントの管理を確実にすること．
参考資料
参考資料については授業時に紹介する．
連絡先
山内(3308, 088-656-7132, yamauchi@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 金曜日 12時∼13時
備考
奇数年度は山内が担当する．