地域社会論
准教授・矢部 拓也
2単位
目的
地域社会をより深く理解するため,地域社会学および都市社会学の基本的な考え方を理解し,自分にあった地域社会へのアプローチ方法を見出し,地域分析ができるようになること.
概要
森岡清志編(2008)『地域の社会学』有斐閣をテキストに,様々な視点に触れてもらう.その上で,テキストの引用文献などを参考にして,受講者の興味に沿った専門的な文献の内容を紹介してゆく.中間レポートでは,テキストのなかで受講者が関心をもったテーマに関するエッセイを書いてもらい,期末レポートでは自分の関心に合った文献を新たに1冊読んだ上で,その方法論に基づいたオリジナルレポートを書いてもらう.また,毎回,授業内容に関してのリアクションペーパーを提出してもらう.
計画
1. | ガイダンス |
2. | 徳島の地域社会 |
3. | <地域>へのアプローチ |
4. | 地域社会とは何だろうか? |
5. | 地域を枠づける制度と組織 |
6. | 地域に生きる集団とネットワーク |
7. | 地域が歴史を作り出す,歴史が地域を創り出す |
8. | なぜ地域が大切か |
9. | 子育てと地域 |
10. | 学校と地域 |
11. | 自営業者たちと地域社会 |
12. | 高齢化と地域社会 |
13. | エスニック集団と地域社会 |
14. | 国家とグローバライゼーション |
15. | 地域社会と未来 |
評価
平常点と期末レポート
教科書
森岡清志編(2008)『地域の社会学』有斐閣
連絡先
矢部(1228, 088-656-9311, yabe@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 木曜日12:00∼12:45(時間帯は随時メールにてご相談下さい)
備考
本年度開講(次年度開講せず・隔年開講)