2011年度 総合科学部 社会創生学科 地域創生コース 学士課程 — [選択] 2年(前期)

地域調査演習D

准教授・矢部 拓也

2単位

目的

まちづくりに関する調査・分析

概要

この授業では社会調査の手法を,実習の形式で修得することを目的とする.そこでは,特定のテーマを設定し,調査票を用いたサーベイ調査(アンケート調査),個別の団体調査・インタビュー調査,既存の統計資料調査など,多様な手法を用い,対象となる社会現象を記述・分析し,報告書の執筆,調査対象地域でのプレゼンテーション,場合によってはまちづくりへの実践活動することが目指される.調査の対象地域や課題に関しては,受講者と議論を通じて決めてゆきたい.また,本調査実習全体の設計に関しては,地域調査法ID・IIDで検討して決定するので,併せて受講することを希望する. 今年度は,まちづくりを基本テーマとして,調査自体が,地域社会に役立つことと,学生が卒業後も,実習経験が実際の仕事に役立つような形にしたい.つまり,学内の学生だけで完結するのではなく,常に対象者である地域社会とのインタラクションをもった「地域調査」を目指す.今のところ,以下のような形を考えている. 1.「地域の問題の掘り起こし」 2.「地域の人とのディスカッション」 3.「調査票の設計」 4.「調査」 5.「地域でのプレゼン/実践」 自分自身が中心市街地活性化に関心があることから,特に受講者側からの希望が無ければ,地元商店街などを対象とした中心市街地活性化に関する聞き取りから始めて行きたいと考えている. 単にテクニカルな調査票の作り方を学ぶのではなく,社会と関わり地域から学ぶことで,必要な知識を身につけて行くスタイルを取りたい.また,可能であるなら,徳島市や周辺自治体とのパートナーシップで,自治体の政策形成のための基礎調査や,これまでの政策評価などを行い,行政への政策提言,TMO(まちづくり会社)やまちづくりへの支援・参加をしてゆきたいと考えている. いずれにせよ,何らかの形で,学外(地域)と関わり,評価が受けられるような調査実習にしたい.そして,このような授業を通じて,地域社会に開かれ,社会の問題が気楽に大学に持ちこまれる,シンクタンク機能と実践力をもった,頼れる大学(地域調査実習)を目指そうと考えている.

先行科目

地域調査法ⅠD

目標

1.地域調査の実践を通じて,サーベイ調査の企画,実施,集計,分析,報告書の作成,プレゼンテーションをおこなえるようになる.

連絡先

矢部(1228, 088-656-9311, yabe@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 木曜日12:00∼12:45(時間帯は随時メールにてご相談下さい)

備考

本年度開講(次年度開講せず)