2011年度 総合科学部 社会創生学科 地域創生コース 学士課程 — [選択] 2年(前期)

地域調査演習H

教授・北村 修二, 教授・中嶋 信

2単位

目的

本授業では,地域問題を考察・解明するのに不可欠な地域調査を行うための研究方法,さらにその調査結果を分析しまとめる方法の修得が課題である.このため,研究テーマを設定し,統計資料分析,現地調査から,地域の実態と,それを踏まえた新たな地域政策をも解明することにある.地域調査演習Hの前期では,こうした地域調査に不可欠な研究手法や分析手法の基礎を,後期では,調査結果を分析する際の方法を学ぶ.

概要

地域課題を考察するのに必要な地域調査と資料・統計分析法の習得

キーワード

フィールドワーク 地域情報 情報分析

注意

地域調査演習H では地域調査の基礎と技法を,地域調査法IH ·IIH では地域調査の実践と応用を学ぶので,両者を併せて前後期とも受講すること.ただし,本授業は実習的な性格をもつため,受講者数を制限する場合がある.

目標

1.地域調査に必要な調査方法とデータ収集·解析に関する基本的な手法を身につける.

計画

1.地域調査の目的と意義
2.地域調査について(1)
3.地域調査について(2)
4.地域調査について(3)
5.インターネットを用いた情報・文献の検索・収集法(1)
6.インターネットを用いた情報・文献の検索・収集法(2)
7.地域および地域政策に関する資料·統計等データの収集法(1)
8.地域および地域政策に関する資料·統計等データの収集法(2)
9.地域調査の事例紹介(1)
10.地域調査の事例紹介(2)
11.地域調査の事例紹介(3)
12.地域調査の事例紹介(4)
13.フィールドワークの方法(1)
14.フィールドワークの方法(2)
15.フィールドワークの方法(3)
16.まとめ

評価

授業中の課題やレポート,発表内容や授業への取り組み状況をもとに評価する.

再評価

教科書

本授業では教科書は指定せず,必要な資料については適宜配布する.

参考資料

必要な参考資料については適時紹介する.

連絡先

北村(連絡先未登録)
中嶋(総合科学部1号館2218室, 088-656-7181, makoto@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)

備考

平成24年度開講