東アジア文化論講読Ⅱ
准教授・田中 智行
2単位
目的
李漁『閑情偶寄』を読む
概要
明末清初の人・李漁の『閑情偶寄』から読みやすい文章を選び,漢文訓読の形式で精読する.演劇・建築・家具・飲食・植物など多彩なテーマにわたる随筆集であり,受講者の興味に応じて読む文章を決めたい.担当者はとくに決めず,毎回の予習を求め,その場で指名する.
キーワード
文学,漢文,中国語
先行科目
関連科目
注意
外国語の古典文語文であるから,辞書を引かなければ読めない.なんとなく訓読してわかったつもりにならず,丁寧に漢和辞典に当たることはもちろん,論理的に文章を解釈する習慣を養ってほしい.
目標
1. | 漢文法の基礎を学び,漢和辞書を引きながら文章を正確に理解する力を身につける. |
計画
1. | ガイダンス |
2. | 漢文訓読の基礎1 |
3. | 漢文訓読の基礎2 |
4. | 明代文学史概説1 |
5. | 明代文学史概説2 |
6. | 講読 閑情偶寄1 |
7. | 講読 閑情偶寄2 |
8. | 講読 閑情偶寄3 |
9. | 講読 閑情偶寄4 |
10. | 講読 閑情偶寄5 |
11. | 講読 閑情偶寄6 |
12. | 講読 閑情偶寄7 |
13. | 講読 閑情偶寄8 |
14. | 講読 閑情偶寄9 |
15. | 講読 閑情偶寄10 |
16. | 補足と総括 |
評価
平常点とレポートにより総合的に評価する.
再評価
行わない
参考資料
『全訳漢辞海』(三省堂)
連絡先
田中(総合科学部1号館2320号, 088-656-7115, tomoyuki@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: いちおう水曜の13∼14時とするが,随時質問に応じる.