2011年度 総合科学部 自然システム学科 数理·情報コース 情報科学サブコース 学士課程 — 3年(前期)

プログラミング演習

准教授・宇野 剛史

2単位

目的

本演習では,他の講義・演習で学んできた数学的知識・アルゴリズム・プログラミング技術を応用して,さまざまな問題を解くためのアルゴリズムを考案してコード化できるような知識・技術を修得し,使いこなせるようになることを目的とする.

概要

C言語によるプログラミングの応用的知識・技術の修得

キーワード

C言語,プログラミング,アルゴリズム

注意

受講者は各授業において,C言語の本(プログラム作成用)およびUSBメモリ(データ保存用)を持参すること.

目標

1.さまざまな問題を解決するためのアルゴリズムを考案し,C言語でプログラミングできるようになる.

計画

1.ガイダンス,問題解決とプログラミングの概要
2.C言語の復習 (i) データの入出力
3.C言語の復習 (ii) 条件分岐による命令の実装
4.C言語の復習 (iii) 関数の利用
5.問題演習:基礎編 (i) 全探索
6.問題演習:基礎編 (ii) 貪欲法
7.問題演習:基礎編 (iii) 動的計画法
8.問題演習:応用編 (i) グラフ構造の利用
9.問題演習:応用編 (ii) 二分法
10.問題演習:応用編 (iii) 反復法
11.期末レポートのための問題の考案
12.問題解決のための手段の考案
13.問題解決のための手段のコード化
14.期末レポートの作成
15.完成した期末レポートに対するグループディスカッション
16.総括授業

評価

出席回数,授業態度,レポートによって成績を総合的に評価する.

再評価

行わない.

教科書

特に指定しませんが,授業ではC言語の本を必ず持ってきてください.

参考資料

柴田望洋「新版 明解C言語入門編」ソフトバンク・クリエイティブ

秋葉拓哉ら「プログラミングコンテスト チャレンジブック」毎日コミュニケーションズ

連絡先

宇野(総合科学部1号棟2S08室, 088-656-7294, uno@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)