総合科学実践プロジェクト
目的
専門を異にする教員が,共通もしくは複数のテーマで受講生とともに授業を運営し,実践的で総合的な学習姿勢を体得する.授業を通して,文系,理系相互の視点からものを考え,企画・調査し,討論・発表によって総合科学の実践力を養う.
概要
総合科学に関わる諸問題を,文系,理系の視点から考え実践的に解明をおこなってゆくワークショップ方式の授業である.欧米の文学や比較文化,植物や環境を専門とする4名の教員が,受講者とともに授業の内容を企画し,共通もしくは複数のテーマを設定して,文献調査やフィールドワーク(例:吉野川干潟観察プログラム・流域水環境分析プログラム・環境保全運動考察プロジェクトなど複数のテーマで開設)を通して文系・理系相互のもしくは融合した視点から,考察を深め,最終的にはその成果を発表する.
目標
1. | 文系,理系双方の考え方を理解し融合させる. |
2. | テーマの設定,フィールドワークの実施や文献の調査等を通して実践的な企画力を養う. |
3. | 文献の購読や討論を通して論理的な思考や理解を高め,成果発表の能力を高める. |
計画
1. | 以下の計画はおおよその目安であり,受講者の志向や関心,文献調査やフィールドワークなどの動向を見ながら16回の授業を運営してゆく. |
2. | オリエンテーション |
3. | テーマの設定について討議(2回程度) |
4. | 授業の運営について討議・企画(2回程度) |
5. | 調査およびフィールドワーク(3回程度) |
6. | 中間発表(2回程度) |
7. | 討論とさらなる調査(3回程度) |
8. | まとめと発表(2回程度) |
9. | 総括 |
評価
授業への参加状況,議論の内容,発表や報告などを総合的に評価する.
再評価
なし
教科書
なし
参考資料
授業の中で適宜紹介する.
連絡先
- オフィスアワー: 火·木曜日 12時∼13時
- オフィスアワー: 火曜日12時から13時