自然と技術 / 環境科学入門∼人間と地球の調和を目指して∼
Science and Technology / Introduction to Environmental Science: Harmonization of Human and Global Environment
平成19年度以前の授業科目:『自然と技術』
平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『自然と技術 / 環境科学入門∼人間と地球の調和を目指して∼』
准教授・山本 裕史
2単位
火(1・2) 全(全)授業のタイプ
講義
授業の目的
地域・地球環境問題に対する現在の取り組みとこれからの方向性に関する情報を得ることで,受講者自身の科学的・合理的な環境観や柔軟な判断力を育てる.
授業の概要
公害問題や地域・地球環境問題の現状と課題,その将来について,様々な最新データや考え方を紹介する.講義はあくまでも様々な観点の提示であり,どのように認識・判断・行動するかは受講者に委ねる.
キーワード
地球環境問題,公害問題,環境化学,環境汚染物質
到達目標
1. | 地球環境問題や公害問題についての誤解が少なくなる. |
2. | 受講者自らの環境観をもとに,判断・行動ができるようになる. |
授業の計画
1. | シラバス·講義概要の説明,徳島の環境は十分にきれいか |
2. | 公害問題と地球環境問題とはどこが違うのか |
3. | どのような豊かさを求めるか |
4. | 人間はどこまで長生きしたいか |
5. | 人間と生物は共生できるか |
6. | 人口を支える水と食糧は得られるか |
7. | どこまできれいな環境がほしいか |
8. | 中間試験 |
9. | 環境の負の遺産は修復できるか |
10. | 事業者による自主管理で環境は守られるか |
11. | 将来の世代にどこまで地下資源を残しておくか |
12. | リサイクルは地球を救えるか |
13. | ゼロエミッションは達成できるか |
14. | 地球環境問題は解決できるか |
15. | 期末試験 |
16. | 総括授業 |
成績評価の方法
宿題·レポート:40% 中間試験:30% 期末試験30%
再試験の有無
有
教科書
教科書: 環境科学∼人間と地球の調和をめざして 2100円
連絡先
山本(総合科学部3号館 2N07, 7618, hiroshi@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)