2011年度 徳島大学 共通教育 社会性形成科目群 — 毎年(前期)

共創型学習 / 異文化交流からのFD -グローバル社会とは何か-

Creativity Development / Cross-cultural communications for FD -What is the global society?

平成19年度以前の授業科目:『共創型学習』

平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『人間と生命 / 異文化交流からのFDーグローバル社会とは何かー』

教授・大橋 眞

2単位

 月(9・10) 全(全)

授業の目的

海外の大学生や日本に来ている他国からの留学生との交流をしながら,大学の授業に対してどのように積極的に関わっていくことが出来るのかについて,体験的に学びます.また,地域の社会人も交えて異なる世代・異なる考えを持った人と意見の交換をすることで,多様な視点で考え表現する力を身につけます.特に「異文化交流」をテーマとして,グローバル社会に対応出来る会話力を実践的に身につけることを目指します.また,同世代の文化的背景が異なる学生が「交流」するということの意味を考えます.このような形で対話力を育成する授業改革(FD)についての意義を理解することを目的としています.

授業の概要

現代社会ではグローバル化が進行し,様々な価値観や文化的背景をもった人間同士の交流が必要となってきた.このような異文化交流において,相手方の文化に興味を持つとともに,自身の文化的背景についての理解を深めておく必要がある.この授業では,実際に異文化交流を体験しながら,異文化交流に必要な視点を探り,自身の文化的背景を学ぶことを通して,実際の対話力を身につけること目指していきます.また,自ら積極的に授業改革に参加するという自主性を育むことを目指します.

キーワード

共創型学習,異文化交流,FD,外国,現代社会,地域社会人

受講者へのメッセージ

この授業は,地域社会人向けの公開授業と同時開講する授業です.地域社会人と討論をしながら,理解を深めます.また,この授業に関連して頻回に課外の授業も開講されるので,それに積極的に参加することにより,行動力の育成をめざします.積極性が成績評価で重視されます.

到達目標

1.異文化交流により,相手方と自身の文化的背景を理解する
2.海外の大学生や地域社会人とのコミュニケーション力をつける
3.課外授業に対しても積極的に参加する行動力を身につける.

授業の計画

1.授業ガイダンス
2.FDとは何か
3.FDに学生が関わる意義
4.「異文化交流」とFD その1
5.「異文化交流」とFD その2
6.「異文化交流」とFD その3
7.異文化交流に必要な視点1
8.異文化交流に必要な視点2
9.異文化交流に必要な視点3
10.「異文化交流」から見えてくるもの1
11.「異文化交流」から見えてくるもの2
12.「異文化交流」から見えてくるもの3
13.異文化交流とFD活動1
14.異文化交流とFD活動2
15.異文化交流とFD活動3
16.総括授業

成績評価の方法

毎回の小レポート 40%,課外活動参加を含む授業への積極性に関わる期末レポート60%として評価する

再試験の有無

教科書

特になし

参考書

特になし

連絡先

大橋(088-656-7261, ohashi@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)